到津の森公園

獣医さんのお仕事 ワイルド・ライフ・レスキュー 公園だより

環境の指標、猛禽類たち
2004年6月18日
青葉の季節。その頃日本へ来る渡り鳥、その名も「アオバズク」が到津の森公園に保護されて持ち込まれる時期です。 去年は6羽、今年もすでに2羽が来ました。南方から渡りの途中で電線やビルの窓に衝...
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新天地へ
2004年5月12日
この春また新しい獣舎が出来ました。 小鳥たちの「こもれびの径」とタヌキの「ぽんぽこ庭」です。 実はそこの住人たちのほとんどが園外から持ち込まれた保護動物。小鳥たちの中には翼を骨折し野生...
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行き場のない動物たち
2003年10月30日
先日、またまた変わった動物が園に持ち込まれました。警察からの「落し物」動物です。 名前は「ミズオオトカゲ」。 なんと成長すると体長2m越える東南アジアのトカゲです。 持ち込まれた個体...
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益獣の子育て
2003年9月 3日
持ち込まれた保護動物の子育てにひと段落の時期。 あとはとてもとても小さな哺乳類の赤ちゃんだけです。 現在の体重3.7g。カブトムシよりも小さなこの動物は、アブラコウモリの赤ちゃんです。 ...
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子育てラッシュ!
2003年6月19日
春、多くの動物たちが子育てをする季節。 そして多くの動物の赤ちゃんが保護されて園に持ち込まれる季節でもあります。巣から落ちたり親とはぐれてしまうことが多くの原因です。 しかし、五月にな...
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タヌキ山へ帰る
2003年5月28日
2月、交通事故で怪我をしたタヌキが持ち込まれました。 タヌキの交通事故は多く、去年は5件ありました。大抵は全身を強く打っており、瀕死であるか多数の骨折を負っています 。 このタヌキも威...
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最近の釣り鳥事情
2003年3月 5日
紫川では今年に入ってよく野鳥が「釣れて」います。 最初はユリカモメ。川をまたぐ電線に垂れ下がった釣り糸に絡まっていたところを消防車がはしごを出して救出。到津の森公園に持ち込まれました。幸...
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タヌキの疥癬症~人との正しい共存を願って
2003年2月 3日
「子狸が保護で持ち込まれます。」事務所から連絡がありました。 狸は春が出産期、この時期に子どもはいないはず。運び込まれた狸は体にほとんど毛がありません、疥癬症です。 毛が無くて小さく見...
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街中では飛び立てぬ渡り鳥
2002年12月 9日
毛の生え変わりや求愛行動など、動物たちを通じて季節を感じることが多くあります。オオミズナギドリの「誤着保護」もその一つ。 先週の日曜日、今年最初の1羽が保護されてきました。この鳥、普段は...
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ブースケ参上!!
2002年10月 9日
最近、動物病院の入り口にイノシシがいます。 到津の森公園動物部営業部長(?)の「ブースケ」です。 生後間もない時期に親とはぐれ、人間に育てられていたので人馴れした生後約3ヶ月半のイノシ...
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