獣医さんのお仕事
当園には、耳が垂れているのが特徴のロップイヤーと耳が立っているカイウサギの2種類のウサギが暮らしています。
ロップイヤーの”たんぽぽ”(没:2022年11月)は2014年11月17日に♂1頭♀4頭の計5頭出産!私が到津に来た頃は、娘4頭と母の計5頭で暮らしていたため、そのお部屋のことを「ウサギファイブ」と呼んでおり、とても賑やかでした。↓写真は2017年夏(上からあん、このみ、このは)
しかし、ウサギの寿命は7~8歳。次第に動きや体つきも高齢を感じるようになり、担当者と共にケアしていました。2023年11月に”かえで”が、今年の4月15日に”あん”、その1ヶ月後の5月15日には”このみ”が永眠しました。いずれも老衰でした。
現在、”このは”のみになってしまったお部屋。
落ち着くのか、箱の中で寝ていることも多いです。
息子の”スズノスケ”はメスたちと離れて過ごし、穏やかな性格から一時はモルモットと同居、その後、カイウサギ達と同居していた時期もあります。↓写真は2022年2月
現在は、しっかりと食べられるように1頭で暮らしていますが、網越しに”ユウタロウ”とも会えるようになっています。
かなり高齢になってきた2頭。定期的に触診や視診をしています。
先月は血液検査も行い、”スズノスケ”の肝臓がやや弱ってきていることがわかっています。また”スズノスケ”には皮膚疾患がたまにでてしまうので、投薬をすることもあります。(この検査や薬には会員さまから頂いたサポーター費を使わせて頂いています。本当にありがとうございます!)
2頭とも動きもゆっくりになってきましたが、餌も食べられており、のんびりと穏やかに過ごしてくれればと願うばかりです。
皆さまもぜひ2頭に会いに来てくださいね。
二井