前回までのお話はこちらから。

（↑６月４日夕方）

６月に入り、ようやく外部に出していた検査も全て結果がでました。残念ながら今回の検査では確定診断まではできませんでしたが、可能性の高い病気は絞り込めました。

腫瘤の一部を切り取って病理検査に出せば確定診断ができ、さらにCT検査ができるとより状態を把握できるのですが、相手はライオン。歯がゆいところですが、治るものではない可能性が高いことがわかったので、協議の結果、麻酔や強い痛みを伴う検査はこれ以上行わないことになりました。しかし、決して諦めたわけではありません！検査結果からある程度は病気が絞り込めたため、6月2日から投薬内容を大きく変更しました。その効果がでているのか、現在、比較的体調が良好に維持できています。また、食欲も継続してあるため、トレーニングを再開し、無麻酔での採血ができないか挑戦しています。また、飼育担当者も様々な工夫を毎日していますので、その様子をお伝えします。

６月４日　通路で竹と。4日動画①　4日動画②

その日の夕方　4日動画③

６月５日　肉への反応も良好です。　5日動画①

寝室内で枝と。５日動画②

次回も写真と動画を中心にお伝えします。

二井