到津の森公園

獣医さんのお仕事 公園だより

獣医だより-54-寒い日の過ごし方①

日中も雪が降っていた12月22日、動物たちの様子を確認しに、各獣舎を見回っていました。今回は、その日の動物たちの様子をお伝えしたいと思います。

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暖かいヒーターの下で身体を寄せ合うワオキツネザルたち。

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クロキツネザルたちも身体を寄せ合い、誰がどうなっているのかさっぱりです。おじいちゃんの夜叉(ワオキツネザル)は、しっぽだけ見えています。他の子たちの間に入っているので、暖かそうで一安心です。

プレーリードックたちは誰も外に出ておらず…寝室をのぞくと

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青矢印のところに潜っているようです。

アップにしてみても…

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背中が少し見える程度…ですが、ここに3頭いるはずです。

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一頭だけせっせと乾草をさらに積み上げる作業をがんばっていました。

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ばたんはうすはビニールで覆い、中にヒーターを付けることで温度を保っています。それでもオウムたちが寒いと感じる時はヒーターの前で温まりますが、この時キックはヒーターから離れたところにいたため、暖かいようです。

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室内のリーもヒーターの前におらず、紙袋の中に隠されていたバナナを発見し食べていました。

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ロップイヤーたちは、保温マットが設置されている小屋の中で身体を寄せ合っていました。

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雪が残るアライグマ舎ではハナが元気に動き回っていました(おかげて写真がブレました…ごめんなさい)。

寒さに強い動物といえば、レッサーパンダ。

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野風は気持ちよさそうに寝ていました。デッキに上がって横からのぞいて見ると…

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やや変わった寝姿ですが、「この寒い日に伸びて寝るなんて、さすが寒い地域に住む動物だな」と思いつつアシタバとリンリンの様子を見に行くと

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2頭とも丸くなって寝ていました(上:アシタバ、下:リンリン)。

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マンドリルは寝室を開放にしていました(青矢印が寝室へつながる通路)が、ニモは元気に外にいました。

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外でも温まれるようヒーター(赤矢印)も付けています。

次回はバックヤードでの様子も含めて続きをお伝えしますね。

 

前回お話したように、体調管理のために中のお部屋と外を自由に出入りできるようにしていることがあります。その場合は、

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このような看板がありますので、動物が見えないな?と思われた際は看板も探してみてください。

せっかく来ていただいたのに、動物の姿が見えないことがあり申し訳ありませんが、ご理解頂けますと幸いです。

 

余談ですが…

25日の10時半頃、管理棟前の机にこんなかわいい雪だるまならぬ雪鳥が!ワライカワセミ??水鳥??

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夕方になっても残っていました。

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一方、バックヤードに作られていた(つまりスタッフが作ったであろう)雪だるまがこちら。。

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完敗ですね。

 

二井

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