獣医さんのお仕事
獣医だより-42-プレーリードッグ おじいちゃんズ③
獣医だより 2023年7月 7日
前回までのお話はこちらから。
そこから、感染を起こした皮膚を洗浄、薬を塗る、薬を飲む…ということをしなければいけなくなり、"レタス"はいつもがんばってくれました。
↑薬入りの別ごはんを食べるレタス 2022年8月8日
しかし
治りかけては”こんぶ”のおせっかいガジガジで悪化する…時には悪い部分を取り除く手術をして縫合するも、またガジガジされて悪化…を繰り返しました。
↑少し治ってきた皮膚の様子 2022年8月11日 この数日後に再び悪化し排膿…
もうこれ以上、治療を長引かせたくない!と8月23日に再手術をしました。
その後、中に縫い込んだ糸を”こんぶ”にガジガジされないようしばらく傷を守る防護服をきてもらいました。その防護服も4日間しか持たずにボロボロに…その後はゆっくりとですが治っていき、1カ月後にはようやく安心できる状態にまでなりました。
その後、初冬に少し胃腸の動きが悪くなってしまった日がありましたが、無事に12月。
↑↓かごに入ってキャベツを食べている間に状態確認 12月10日
皮膚は治りましたが、どうやら毛根は正常に戻らなかったようで、茶色く長い被毛は生えなくなってしまいました。しかし、元気に2022年を終えられてよかったねレタス!。。と思っていました。
はい、まだ続きます2023年編。長いので、また次回に。
二井