獣医さんのお仕事
獣医だより-26- コナユキありがとう
獣医だより 2021年10月 4日
ヤギのコナユキが天国へと旅立ちました。
2006年5月30日生まれ。当時、ヤギたちの名前にはアラシやユキ、ミゾレなど天気に関連するものが多く、担当者はどのような名前にするか悩んでいたそうです。そんな時、担当者の頭の中で急にレミオ〇〇ンの“粉雪”が流れ、この名前になったそうです。
私が出会ったのはコナユキが13歳の時。毎朝、ヒナとヨウヘイと共に我先に!!と元気よくなかよし広場に出て、夕方も「ごはんごはん!」とこちらが引っ張られてしまうほどの勢いで出入りしていました。以前、こちらのブログ6、13でもお話したように角を折ってしまった他、ちょうど1年前は細菌性乳房炎にかかってしまい、治療をしていました。その他は伸びてしまった蹄をたまに削るくらいで大きな病気はありませんでした。↓右:ヨウヘイ、左:ヒナと共に夕方のご飯もゆっくり食べていました。
しかし、9月13日、右後肢が痛くなり、転倒してしまうことが増えてしまいました。部屋の中で転倒し、頭を打たないように寝室にバスマットに付けたり、サシバエに刺されないように、肢にガードを付け工夫を。
食欲は最後までしっかりありました。↓採りたて野草をヒナ(右)と取り合うコナユキ。
治療をするも22日から立てなくなり、9月29日永眠しました。
コナユキ、今までありがとう、おつかれさまでした。