獣医さんのお仕事
獣医だより-23- 慰霊祭
獣医だより 2021年9月23日
秋晴れが気持ちいい9月23日、動物慰霊祭を行いました。
緊急事態宣言の延長により、今年度は一般の方への告知はせず、当園関係者のみ参列しました。
こちらのブログでもお伝えしました、ヤギのユキ、アライグマのマルとチロル、プレーリードッグのナオッピーとプク。さらに、
2012年4月29日に当園で生まれたゴシキセイガイインコのシロ。鮮やかな羽とミモザがよく似合っていました↓2021年4月23日に肝疾患で亡くなりました。
2009年9月27日に当園で生まれたミーアキャットのサキは、2015年にはアポロ、ビスコ、チロルを出産。その後、チロルの子供(サキの孫)をヘルパーとして一緒に子育てしてくれ立派に育てあげてくれました。2020年12月16日に肝腫瘍のため亡くなりました。
彼らを含め、昨年9月23日から本年9月22日までに17種52頭羽(哺乳類8種29頭、鳥類7種21羽、爬虫類2種2頭)の動物たちが永眠いたしました。開園以来、天寿を全うした動物、残念ながら病気や事故によって亡くなった動物たちなど数多くの動物たちがこの動物慰霊碑に祀られています。慰霊祭では、動物たちの冥福を心から祈り、一人ひとり献花を行いました。
私たちは、当園でその生涯を終え、多くの思い出を残してくれた動物たちに哀悼と感謝の念を胸に、また、これまで動物たちから学んだ経験を活かしてこれからも動物たちが健康にそして幸せに暮らせるよう取り組んでいきたいと思います。
二井