獣医さんのお仕事
獣医だより8
獣医だより 2021年2月 2日
今回は9月から骨折治療をしていたアライグマ マルの経過報告(過去のお話はこちら)です。
ついに!!ギプスが取れました!!
長かったです!そして、安静の「あ」もできないマルに何度も悩まされました
(↑ギプスの中身)
(↑日光浴スペース)
骨折の治り具合を確認するため、定期的に麻酔をかけてレントゲンを撮ります。飼育担当者と獣医2人の出勤を確認し、「この日に検査をしましょう!」という予定を立てるのですが・・。
その予定日の数日前にマルが勝手にギプスを取ってしまうということが数回ありました
しかも、なぜか必ず担当者不在で獣医2人いる日
寝室内でも壁を登ろうとしたり元気いっぱいだったので、壁を登れなくしてもらったり、時には服を着せてとギブスが外れないようにしたり、知恵比べの連続でした
昨年12月下旬、骨がしっかりとくっついてきたことを確認し、ギプスを取りました
骨折の影響で、踵(かかと)部分の関節が固まってしまっています。足の動きはぎこちないままになると思いますが、痛みはないようですのでこのまま様子を診ていきます。現在はリハビリ中です。もう少しで広い部屋に出られると思いますので、皆さんもうしばらくお待ちください
(↑ここから出られる日もあと少し!がんばって!マル)
二井