獣医さんのお仕事
第7回目となる「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」を5月26日土曜日の夜に開催しました。
今年も入園者は約2000人、そして園外からのボランティアスタッフが約200人と、非常にたくさんの方にお越しいただくことが出来、夢の一夜となりました。
心から感謝を込めてここにご報告いたします。
7回目なので今年からは写真中心で♪
(成り立ちや到津の森公園で始めた経緯は過去のブログをご覧ください)
開催に先立って今年も研修会を行いました。身体障がいについて、自閉症スペクトラム障害についてのお話しから。
「彼らにとっては外国、いや異星に来たような知らない世界のようで不安で怖い。だから同じ行動をして安心するのかもしれない」
など分かりやすい説明に納得しました。
貴重な講演の後は車椅子の介助の仕方について実地で学びました
参加されたボランティアさんから、去年までの感想や伝えたいことなどを数人からいただきました。
みなさん同じ立場なので熱心に聞かれていました。
もちろん園内部のスタッフにも同じ研修を。毎年繰り返すことが重要!
迎えた5月26日土曜日!!
幸運にも晴れました!!
(これだけですでに泣きそう・・・)
まずは準備。高校生ボランティアさんたちです♪
到津の森公園オリジナルの旗を園内あちこちに立ててもらいました
(たった5人で40本!)
今年も青空に映えています!
飼育スタッフも準備を開始!
そして続々とボランティアさんが集合
安川電機さん♪今年も車いすの方が2名、みなさん大変活躍していただきました!
TOTOさんも毎年頼りになっています!まずはみんなでパチリ。
飼育スタッフも元気にパチリ!
初回からたくさんのイベントをしていただいているジブラルタ生命さん!大荷物を持って移動
大旗、ドリームナイト世界共通の旗も設置!
それぞれの持ち場で打ち合わせをしっかり!
こちらはウクレレの弾き方のレクチャーから♪
到津の森公園森の仲間たちのガイドボランティアさん、頼れる仲間です♪
ジブラルタ生命さんはすっかりベテランです!
社会福祉施設の若宮福祉会さんも毎年恒例となりました♪
高校生ボランティアさん、可愛いパンダになってお出迎えです
福祉車両もスタンバイ!
南側の入園口にも続々とお客さんが
17:30 さあ!開園です!!
入り口ではフェイスシールを配布。目立つ帽子、目線の高さ、配慮が伺えます。
そして何より笑顔でお迎え!
ヤギのキャベツやりもあっという間に人だかり!大忙しです
一番人気のイベント!お子さんたちもヤギもどちらも嬉しそう!
とてもいい表情が撮れました
モルモットのタッチも大人気!自然に笑顔に
ヘルマンリクガメのタッチ、小さいながらも笑顔を引き出します
もちろん、トラの着ぐるみ「ミライ」ちゃんも大人気!
フェイスペインティングもたくさんの方が楽しんでいただきました
動物になり切って動物たちとハイパチリ
動物たちを一心に魅入る姿。これぞ動物園の力!!
こちらは芝生広場のイベント。紙ひこうき飛ばし
可愛い~
今年初の九州産業大学の学生さんによるペットボトルボウリング、人気でした!
ウクレレとジャンベも初の試み!軽快な音色に興味津々♪
スラックライン、難しいですが挑戦者は後を絶ちません!
こちらは達人技、ピエロの衣装も何のその!思わず見とれてしまいます
日頃の疲れをリラックス、ヨガ。私も参加したい(笑)
毎年参加されている方はくつろぎアイテムを持参♪それぞれの楽しみ方、ありがたい限りです
社会福祉施設のとりはた玄海園さんのクッキーコーナー、今年もやはり完売しました!
遊具コーナーでもボランティアさんがお見送りです
夜の遊園地は特別感が増しますね
そして閉園。
あっという間のひと時でした
最後の片づけまでボランティアさんに協力していただきました。
遅くまで本当にお疲れ様でした!!
今年もたくさんの笑顔に出会うことが出来ました
~来園者の方のアンケートより~
「スタッフの方がすれ違うたびにあいさつをしてくださって、気持ちよかったです。参加者の笑顔がたくさん見ることができた素敵なイベントでした。」
「なかなか動物園に足を運ぶ機会がなかったのですが、今回初めて参加して、ゆっくり家族で動物とふれあうことができて楽しかったです」
「スタッフ、ボランティアの皆様がとても親切で安心して楽しめました」
「なかなか行けないのですが、こういったイベントがあり参加できてとても嬉しいです」
「このイベントには感心させられます。北九州に引っ越ししてきてよかった。」
「毎年楽しみに待っています。わが子も少しずつ動物が大好きになってきてくれて、成長がみられうれしく思います」
「いつもは少し遠慮もありましたが、どんどん前にいったりして、良い経験でした」
「普段は気を使ってのお出かけですが、このイベントはまさにドリームナイトというタイトルがピッタリの親子共々自由でのびのび過ごせる夢のような時間でした」
「子どもたちの笑顔がいっぱいでした」
「すごく障害者のことを考えられていたのでよかったです」
~ボランティアさんのアンケートより~
「実際に動物に触れる体験はとても意義があり、障がいに関係なく人に笑顔をもたらすものだとあらためて感じました」
「「ありがとう」の言葉がとても嬉しかったです!!」
「昨年モルちゃんにさわれなかった子が、今年は笑顔でさわれるようになり、ご家族も喜んでいたのが印象に残りました」
「今回のボランティアに参加して沢山のことを知りました。自分は全然恐くないと思っていたものを恐がっている子がいたり、サポートしようと思って子どもに触れたら、触れられるのを嫌がる子どもなどがいました。このボランティアに参加して、今まで知らなかったことをたくさん知れたのでよかったです」
「自分たちが全力で手を振ると、振り返してくれてうれしかったです。まずは自分達も楽しむことが大切だと思いました。」
「研修会にも参加し、心構えはしていたのですが、いざするとなると緊張でした。でも実際にしている最中は非常に楽しく、お客さんが笑顔で元気よくなっているのを見ると自分まで嬉しくなりました。自分も何かしら力になれているのだと思うと、素敵な気持ちになりました。また参加したいです。」
「初めて参加して緊張したけど、すごく楽しかったので、もう1回ボランティアで来たいなと思いました。笑顔があまり得意ではないけど、これを機に少し上手くなれたんではないかと思います。」
最後に今年も多くの企業や団体のみなさまにご支援ご協力いただきましたことを心より感謝申し上げます。
ジブラルタ生命保険株式会社、TOTO株式会社、株式会社安川電機、シャボン玉石けん株式会社、ヨガスタジオあるがまま、sluck9、一般社団法人ココカラ、NPO法人森の育ち場、とりはた玄海園就労センター、社会福祉法人若宮福祉会、九州栄養福祉大学、九州産業大学、麻生医療福祉&観光カレッジ、北九州市青少年ボランティアステーション、北九州市障害福祉団体連絡協議会、北九州市身体障害者福祉協会、北九州手話の会 新虹の会、到津の森公園森の仲間たち
※写真は全て掲載許可をいただいたものです。
外平友佳理