到津の森公園

獣医さんのお仕事 公園だより

いのちをつなぐ動物ガイド

2月12日晴れてにぎわう日曜日、「いのちをつなぐ動物ガイド」として動物たちの子育ての話を中心としたガイドツアーを行いました。

 

ガイドツアーといえば、開園当初から2年間、土日祝日ずっと「獣医によるガイドツアー」として行っていましたが、今年開園10周年を迎えるにあたり、懐かしい気持ちで行うことにしました。

 

とはいえ、何せ久しぶり。果たしてお客さんは集まっていただけるか、ちゃんと噛まずに話すことが出来るか、ちょっと緊張しました。

 

すると、集合場所には1組のご家族が。お子さんにせがまれて、わざわざこのために来ていただいたとのこと。感涙。

 

開始の時には周辺にいた方々も集まり、十数人ほどでスタートしました。

次回もあるので、詳しくはお話しませんが、そもそも子育てする理由から始まり・・・。

 

 

 

ボード説明.JPG

 

プレーリードッグの子どもたちを見ながらお話し、ウサギとモルモットの子育ての違い、そしてレッサーパンダ、ヤギとロバへ。

 

 

 

 

その後サル山前で、エピソードと共に私たち人間と同じサルの仲間特有の子育てについてガイド。

その後、ミーアキャット、キリンの親子を回り、キツネザルの女系社会、マンドリルについて・・・。

 

回るルートは特に決めてませんでしたが、最後に行く動物だけは決めていました。

それは「チンパンジー」。研究者によると一人、二人・・・と数えるほど人に最も近い動物である彼ら。その子育ての話をして、最後に「ヒト」に結ぼうという予定です。

 

 

 

 

 

家族とその群れで子育てをするチンパンジー。それよりももっと未熟で育児に時間がかかるヒト・・・。クイズを交えながらのガイドを終えました。

 

最初から最後まで約1時間のガイドツアーをつきあっていただいたご家族のおかげで楽しく話すことが出来ました。

 

あともう一回3月11日14時から行います。実際の動物たちを前に、生命の大切な仕事、子育てについて、到津の森公園ならではのエピソードを中心に、耳に入れてもらえればと思います。

 

話の内容はその後に、また。

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