獣医さんのお仕事
本当の母の愛を実感!?
獣医さんの日常 2004年2月27日
去年の11月20日、3028gの元気な男の子を出産しました。
残念ながら自然分娩の夢は叶わず帝王切開でしたが産声を聞いた瞬間は涙があふれました。
そして子育てに熱心な夫に恵まれ、順調に成長している子供に甘え、早くも2月から職場復帰をしました。とはいえなるべく母乳で育てていくつもり、仕事の合間には搾乳して保存するなど努力は惜しみません。
久しぶりの到津の森公園。
臨月の頃とはうって変わって体も軽く、新鮮な気持ちで仕事に臨んでいます。動物たちはもちろん(?)覚えてくれているのか、あのおてんばチンパンジーの双子の姉妹キララとクララも首をふりふりあいさつにやってきました。
ヤギにも子ヤギが誕生していました。
平和な園の様子にほっとし、そして晩秋だった景色が葉を落としてもう木の芽が膨らんでいるのを見て、時の流れの速さに驚きました。
これまで動物たちへは母親の気持ちで接してきたものの、本当の母親になって初めて子を思う親の気持ちの強さを知りました。
母乳をあげながらライオンやゾウ、イヌ、鳥などいろんな動物のお母さんと重ね合わせます。
原稿を書く傍らで眠るわが子。これからますます大変だろうけれど、尊敬される母親になるためにも頑張っていこうと思います 。