獣医さんのお仕事
九州沖縄ブロック
獣医さんの日常 2003年2月17日
1月30日。到津の森公園に総勢18名、九州沖縄各地から動物園や水族館に勤務する獣医の面々がやって来ました。
年に2回行っている勉強会に出席するためです。
動物園の獣医の数は各園に1~2人が普通です。
ですから困ったことがあったときは頼れる仲間がいると心強いもの。
私もゾウのことはこの人、サルはこの人、鳥はこの人にと、悩んだときにそれぞれ相談する獣医がいます。
今回の勉強会のテーマは人工繁殖とワクチン接種。
希少な動物を何とか繁殖して数を増やす上で人工授精などの技術は重要です。
また病気の予防として他の動物園でのワクチンの実施状況の報告など、興味深いものばかり。
その他、経験した病気の例や新しい試み、困っていることなど時間も延長して白熱した議論が続きました。
その後の親睦会の時です。
ある人が「今日出席して動物園の獣医の仕事ってやっぱり素晴らしいと思いました!」みんな突然のことに吹き出しながらも、感慨深げにうなづきました。
回を重ねるごとに顔なじみになっていきます。
それにしても・・・顔ぶれはどれもたくましく一風変わった方ばかり?
そんな私も・・・同じなんだろうな。