到津の森公園

獣医さんのお仕事 公園だより

動物好きな"未来の科学者"に

先週、小学校へ行きました。
遠足で到津の森公園へ来ることになった小学校で、前もって動物の話が聞きたいとの依頼を受けたためです。

そこで、なるべく「表から見えない到津の森公園」を見てもらおうと、動物たちが夜間過ごす寝室の様子や開園前までのエピソードなどを紹介しようと思いました。
朝の巡回時間やこれまで撮り貯めていた写真をパソコンに入れて小学校へ。
田んぼや自然に囲まれた小さな小学校で1・2・3年生の合計37名の子供たちに動物たちの写真を見せながらおしゃべり。
時間はお昼ご飯を食べたあとの午後2時から。眠くならないように、退屈しないようにと出来るだけ興味の湧くものをと話しました。

子供たちへの私の願いはシンプル。動物たちに対しての正しい理解と興味を持ってもらうこと。そして何よりも到津の森公園の動物たちを好きになってもらうこと、です。
キリンの「マサカズ」の座った姿や、ゾウの引越しのシーンなど子供たちは驚きと好奇心で目を輝かせて聞いてくれました。
おまけとして獣医としての仕事紹介も。
未来の科学者のためにこんな機会もいいかなと思いました。

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