最近、動物病院の入り口にイノシシがいます。
到津の森公園動物部営業部長(？)の｢ブースケ｣です。

生後間もない時期に親とはぐれ、人間に育てられていたので人馴れした生後約３ヶ月半のイノシシのコドモです。
先日保護動物としてやってきました。ブースケは元々からいるイノシシと一緒にするには小さいため、まだ動物病院で預かっていますが、遊び盛りのため園内を毎日お散歩します。その度にお客さんに取り囲まれる程の人気者。
しかもそれまで獣舎の奥にいた動物たちも珍しそうに寄ってきます。
その反応にまたまたお客さんが大喜び。それが営業部長の所以（ゆえん）です。
ライオンではメスは駆け寄ってきますがオスは無関心、やっぱり狩はメスですもの。マンドリルでは母親がコドモをしっかり抱きしめ、チンパンジーでは若いオスが毛を逆立て威嚇し、群れのコドモを後ろに隠します。
当の本人はマイペース、何かおいしいものがないかと辺りをくんくん嗅ぎ回っては鼻で土を掘ったり、水遊びやかけっこに余念がありません。
ブースケは今日も猪突猛進！