獣医さんのお仕事
ムササビの名札
動物のからだ 2001年11月12日
今日はムササビの名前確認の日。
「獣医さん、あれお願いします」・・・あれね。
動物園では「個体識別」の手段の一つとして
「マイクロチップ」というものを使います。
「個体識別」はそれぞれ動物たちの健康状態を把握するために必要なことです。
皆さんに「名札」があるのと同じく、
顔を見ただけでは区別のつかない動物たちには、この「マイクロチップ」の他に
耳につける「耳票」、脚につける「足輪」などが用いられます。
マイクロチップは米粒くらいのちいさなもので、
筋肉や皮膚の下に埋め込みます(ちょっと痛いけど我慢してね!)。
あとはスーパーのレジさながら読み取り器(あれ)を体に当てるだけ。
「ピッ!」と音がすればその個体だけの番号が出てきて、名前確認終了、
元気で何よりね!珍しく楽ちんな(?)、でも大事な仕事です。