到津の森公園

名誉園長の部屋 公園だより

モンゴルに行ったぞ!(報告その1)

いや~広かったです!何がって土地が!日本の4倍!人口は250万人ほど…。

この地の草原棲の小哺乳動物が到津の森公園で飼育可能かとの調査を行なうことが主目的で、8月末から9月初頭の12泊13日、そのうち8泊9日がキャンプ。首都ウランバートルを中心に全行程1700キロのキャラバン(?)を展開しました。

その主なる生息調査は同行の北九州市自然史博物館の馬場博士にお任せし、もっぱら私は雄大な自然と親日的な人間関係(朝青龍もいる!)を満喫するというかなり余裕のある旅になるはずだったのですが…。

見渡す限りの草原は2ヶ月間に渡る旱魃のため青さを失い一部は枯れ草のように地面を被い、山火事は全国土で120件もあり深刻な水不足に直面していまし た。しかし雨男の馬場博士は日本から雨を持参し2ヶ月ぶりにモンゴルに雨が降り、まさに干天の慈雨でしたが時はすでに遅く秋を迎えた草原にはあまり緑をも たらさなかったようです。

モンゴル報告はまだまだ続くのですが、驚いたのは人口250万人のうち100万人がウランバートルに集まっている。とするとこの広い草原で人に会うのは難しいかも…。

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