名誉園長の部屋
フェレットのこと
2002年10月 9日
2000年春、到津遊園を閉じた時フェレットが二頭いました。ともに市内で保護されたものです。そのうちに一頭は保護された当時歩くことも出来なかったの ですが飼育係員の努力のかいもあり速くはありませんが走れるようになっていました。二頭ともこども動物園の「ふれあい」に出るというお仕事もあったのです が閉園をうけ無職に…、それどころか行き場もなくなってしまいました。
しかたなく一頭は女性の飼育係員がもう一頭の腰の悪いほうを(大人しいだろうと思って)自分が連れて帰りました。当時家には二頭の犬がいたのでこんな小さ な動物一匹くらい増えても良いだろうと軽い気持でした。とは言え自分も積極的に触れない動物を家人が平気で触れる訳がありません。しばらくはそう2、3ヶ 月もあったでしょうか自分が家を空けるたびに動物園へ里帰り。だって餌さえも与えられなかったのですから。
我が家に居ついて2年。私のもう25歳を越える子供たちはペットショップを覗くたびに「うちのシンバルン(こういう名前なのです)が一番可愛い!!」
人は(あっ!動物か…)第一印象じゃないんだよね。