動物たちのおはなし
ハルマ運動場練習の裏側
2024年8月19日
マサイキリン、ハルマの公開が始まって1週間が過ぎました。
お盆の時期と重なり、多くの方にご来園して頂き、ハルマの姿を見て頂けたのではないでしょうか。
さて、今日はハルマの運動場練習風景を違う目線でお伝えしたいと思います。
ハルマが生まれ育った宮崎市フェニックス自然動物園の運動場と当園の運動場の大きな違いは運動場周囲の堀と電気柵の有無です。当園には堀があり、その手前に電気柵があるのですが、電気柵は細くて認識しづらいので、キリンが走って近づいてしまうと危険です。
そのため、運動場の練習の時に、「この柵には触れてはいけないよ」ということを覚えてもらわなければいけません。
その練習風景がこちら↓
スタッフが潜んでいるのがわかりますか?
オレンジ矢印のところにいます。
運動場は広いので他の場所でも待機。
そして、ハルマが柵に近づき過ぎると、「ここは危ないよ~」と教えてあげます。ハルマから見て電気柵が目立つように、キラキラの防鳥テープもつけています。
これを何日も繰り返してようやくハルマだけでも過ごせるようになりました。
まだしばらくの間は13時~16時半の公開となりますが、ぜひ皆さまハルマに会いにきてくださいね。