ヤギの岩山に毛づくろい？コーナーを作ってみました。

ヤギたちはさわられるのがとても好きらしく、ヤギたちの様子を見るためや清掃のために岩山に入ると、毎回のように撫でられ待ちの列ができて囲まれてしまいます。

こちらの手も足りず、待ちきれないヤギは飼育員の足でセルフスリスリ。

ツノがガツガツ当たって痛いです・・・

できるだけ時間を作って健康観察がてらさわってはいますが、全部で21頭のヤギたちをみんな平等にそれぞれが納得いくまで・・・は時間を取れていないのが現実。

なので、各自自分の好きな時にスリスリできるように、と岩山の奥に廃材を使ってスリスリコーナーを。

第一弾はワイヤーで固定してみました。

で、設置完了後。

即、破壊。

体をこすりつけてくれるかなぁ？と思っていたのですが、頭がメインのようです。

なるほど、イメージとはちょっと違うけど、そういう風に使うのね・・・

壊れてはしまいましたが、ヤギたちの使い方や、それだけ使ってくれるということがわかったので改訂版の作成にも力が入ります。

今度はしっかり角材で固定して、パーツがずれても崩壊してしまわないように・・・

角材だけでも十分使い勝手はある様子。

設置完了したところで・・・

ナイトはそこを使うのね・・（手前＝ウヅキ、奥の黒ヤギ＝ナイト）

想定外。

まぁ使ってくれるなら。

でも、ちょっとイヤな予感・・・

・・・

やっぱり、そうなりますよね。

ヤギの力はとっても強いのです。

補強して再設置。

毎日のように、ずれてしまったパーツを戻す必要がありますが、それはヤギたちがちゃんとスリスリ使用してくれた証拠。

しばらくはこれでヤギたちのスリスリ要求が減るかしら？と期待したりしてみましたが・・・

それとこれとは別のようで。

相変わらず・・・

囲まれる・・・

でも、担当者がいない時間に少しでもヤギたちがスリスリで気持ち良い思いをしてくれれば、いいかな。

今後もメンテナンスをしながらヤギたちの使用状況を見ていきたいと思います。

ちなみに最初に想定していた使われ方はこちら。

たまーに思った通りに使ってくれています♪