動物たちのおはなし
昨年の10月に周南市徳山動物園からやってきたシロハラが、
こもれびの径で卵を産み、6月2日に無事2羽が巣立ちましたのでご紹介いたします
時間を巻き戻して、、
4月16日
鳥インフルエンザ予防のためバックヤードで過ごしていた
シロハラをこもれびの径へもどしました。
しばらくすると、こもれびの径のエサ台の屋根に抜かれた植栽のヤブランの葉っぱが落ちている日が続きました。
「今日も落ちている、誰の仕業だろう?」
抜かれたヤブランの葉っぱを拾おうとすると、シロハラが慌て拾って持っていきました
シロハラが飛んで行った方に目をやると、なんと巣を作っているではないですか
巣はシュロの樹皮などを編み込んだり、下の方は泥を固めている部分もあります。
5月14日
今までせっせと巣を作っていたメスがずっと巣に座ったまま
動かなくなって数日たったので、のぞきに行ってみると、、
卵が4つありました
青くてとてもきれいな卵ですね
5月21日
2羽のヒナを確認しました。
ほとんど羽が生えていないです。
身体を寄せ合っている姿がいとおしいですね
5月23日
もう1羽生まれて、合計3羽になりました。
身体も少し大きくなりましたね
5月26日
翼になるための羽が生えてきました。
新しく生えた羽は羽鞘(うしょう)と呼ばれるストロー状の鞘に
包まてています。
5月31日
前回から5日ぶりに巣を覗いてビックリ!
すっかり羽が生えてました!
目もあいてかわいい盛りですね
近づいたものは、誰でもエサをくれると思っているのでしょうか?
あーんと、口を開けてくれる姿も撮れましたよ
親鳥たちは大忙し!
朝そうじが終わった後に撒くエサをフライングでヒナたちに持って行ってます
(左:母、右:父)
6月4日
6月2日に1羽目が巣立ち、6月4日には巣が空になっていました。
しかし、残念なことに1羽のヒナが亡くなってしまいました。
残りの2羽は無事に地面で元気にエサをねだっていて一安心。
無事に育ってほしいと願う毎日です。
6月14日
1羽が地面いた虫を捕まえて食べる様子を観察しました。
卵を確認してから1カ月ちょっとですが、すっかり若鳥の姿になっています。
成長がとても速いですね‼
少しにぎやかになったこもれびの径へ会いに来てくださいね
(夏場は、虫よけ対策をしてくることをおすすめいたします。)