９月１３日にオウギバトのルピア（♂）とオト（♀）の雛が誕生しました！！

ここでは、求愛から現在の雛の様子まで紹介していきたいと思います！

7月２日から２羽でオウギバト舎に暮らし始め、７月１７日から、ホホッ　ホホッ　ホホッとオウギバトの求愛の鳴き声が聞こえ始め、７月３１日に交尾のような行動が見られ、次の日に飼育員が巣作り用の枝を入れてあげると、２羽で協力し巣台の上に枝を持っていき巣を作り始めました！

　　　　　　　　（オトが枝を巣台に持っていきルピアに渡している様子）

すると、８月１３日に卵を１個産卵しました！！　　（オトちゃん、到津に来てから２カ月しか経ってないのにすごいよー）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（実際の卵の写真）

抱卵し始めた最初の頃は、2羽とも卵から離れたり、巣から卵か転がり落ち飼育員が卵を戻したりと心配でした。　抱卵して1週間ほど経つと慣れてきたからか、飼育員が卵を見ることができないぐらい上手に2羽で抱卵してくれました！（オトちゃんは初めての抱卵で分からないことだらけだろうに、ルピアと一緒にがんばってくれました）

　　　　　　　　　　　　　　　　　（ルピアが抱卵している写真）

そして卵を温めはじめ１カ月、９月１３日に雛が孵化しました！！（生まれてきてくれてありがとー）

ココだけの話、９月１３日に卵が割れてはいたんですが、雛の姿を確認することができず鳴き声も聞こえなっかたため、孵化できなかったのかなと思っていたんですが、ずっと巣の上にいたためオトとルピアが交代するタイミングで動画を回していたら雛を無事に確認することができました（オトとルピアがすごく隠すのが上手かったです）

　　　　　　　　　　　　　　　　（９月１５日に撮れた雛のお尻です！）

いつも、死んでいるように寝ている雛（何回ドキッとしたことか）実は生まれたてのオウギバトの雛は冠羽や羽がなく体がツルツルで、虹彩も赤くないんです

　　　　　　　　　　　　　　　　（９月１９日に寝ている雛の写真

オウギバトの雛は親が素嚢から作り出す、ピジョンミルクと呼ばれる液体状の物を食べ成長します　（どんどん大きくなれー）

　　　　　　　　　　　　　　（実際にピジョンミルクをあげている写真）

毎日少しずつ冠羽が大きくなってきて、生えている羽はすごくツンツンに１０日ほど経つと目がパッチリ開き虹彩が見え始めました！（これがいつ赤くなるのか楽しみ）

　　　　　　　　　　　　　　　　　（９月２３日生後10日の写真）

オウギバトの雛が巣立ちをするまではなんと1か月（早すぎるー）なので巣の中にいる雛を見れるのは後少ししかありません

小さなオウギバトを見れるのは今しかないので是非見に来園してください！来園してくだっさたお客様は、温かい目で見守ってくれると嬉しいです

オトちゃんが来園したときのブログはこちらからどうぞ　https://www.itozu-zoo.jp/blogs/animal/2023/07/12681.php

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（オウギバト担当チーム）