動物たちのおはなし
11月13日(日)、到津の森公園20周年記念事業のひとつとして整備された、「レッサーパンダの新運動場」がお披露目され、現在は笑笑とアシタバが運動場に慣れるための練習を行っています。11月8日の休園日に初めて新運動場に出た2頭は、まだまだ新しい環境には慣れていません。毎日、1時間程度の練習時間を設けて、飼育員立ち合いのもと練習を重ねています。また、彼らが過ごしやすいように整備も進めていかねばなりません。
笑笑とアシタバの様子はどんな感じかというと、笑笑は、隅々までチェックして回ることが多いですが、アシタバは、おやつを食べたらもう帰ります…とお部屋の入口に引きこもってしまいます。しかし、身体能力の高さはアシタバの方が上で、そんなところ登っちゃう!?と驚かされることも。
練習中のアシタバ
疲れたのか?眠たそうな笑笑
練習と、整備を進めながらになりますが、どうぞ2頭を見守っていただければと思います
それから、以前笑笑とアシタバが使用していた室内運動場は、凌凌と野風が過ごせるように遊木の幅を広げ、万が一の落下の際にクッションになるよう笹を敷き詰めて、開放しています。 広くなった環境をどのように利用するのか楽しみにしていましたが、やはり住み慣れた部屋のほうが良いようで、利用率は今ひとつ
そこで、朝ごはんを旧笑笑・アシタバ部屋で与えるようにすること1週間。ついに凌凌が、こちらで寝ていました
アシタバのお気に入りゾーンで寝る凌凌
そして野風は、竹の葉を食べにやってきていました。しばらくしていつもの部屋に戻っていましたが、少しずつ利用してくれるといいなと思います
竹の葉を食べる野風