動物たちのおはなし
いとうづレッサーびより55
2022年11月13日
最後に到津の森公園20周年を記念して新しく整備された新屋外運動場を紹介します
こちらは、樹上性であるレッサーパンダが大きな木を登り、ゆったりと過ごす様子を観察できないかと考えて作られたものです。ケヤキの木は枝が縦に伸びる性質の木なので、今後どのように利用するのかは未知数ですが、木まで伸びる橋を行き来する様子や木に上る様子、木の上で休む姿などを双眼鏡で観察しても面白いかもしれません。
レッサーパンダたちは、室内の寝室から運動場までのシュートを通り、自由に出入りすることが出来ます。
室内から伸びるシュート
シュートを出入りする様子は、デッキから観察できます。
そして、この運動場のコンセプトは、「みんなで育てる動物舎」です。動物舎を作る時、専門業者さんに任せてしまえば素晴らしいものが出来ますが、自分たちで考えて作り上げる経験は、大きな財産になるはずです。この場所にはどんな植物が合うのか、どんな意図で遊具を設置するのか、市民の皆さんと協力しながら到津の森らしく整備をしていけるといいなぁと考えています。
すぐには結果が出せなくても5年後、10年後のこの場所がどの様に成長するのか、気長にお待ちいただけたらと思います
練習初日のアシタバ
笑笑とアシタバは、練習初日から運動場に出てきてくれました。まだ、おっかなびっくりしながらですが、徐々に慣れていってくれることと思います。
練習は、動物たちのペースに合わせて行います。皆様のご理解をよろしくお願いいたします。