動物たちのおはなし
11月5日にレッサーパンダのクスクスとアシタバが部屋の移動をしました
事前の練習もありスムーズに移動は完了現在は、新しい環境に慣れる練習中です。その様子はまた近いうちにお知らせしたいと思いますが、今回は、飼育スタッフが整備を行った旧アライグマ舎の様子をお伝えします。
まずは、こちら屋外運動場。
アライグマ舎デッキからの全貌
以前、コンクリートだった床には土を入れて、クローバーの種を蒔きました。(他園のレッサーパンダでクローバーを食べる個体がいるとのことで、試してみました)他にも、トキワマンサクや、シャシャンボ、ハラン、ホテイ竹、そして竹の左横にあるのはタブノキです。実はこのタブノキ、アライグマたちがよくお昼寝に使っていた木で、整備の際に泣く泣く切り倒したものでした
しかし切株から新しく新芽が出てきてくれましたそして、少しずつ大きく成長しています。数年後にはレッサーパンダがお昼寝に使ってくれているかもしれません
ド根性タブノキ
こちらの池は、アライグマたちが水の中の食べ物を探したり、食べる様子を見てもらえるように水深40㎝程あったものを、底上げして水深を浅くしました。今後、様子を見ながら少しずつ水深を調整していきます。
レッサーパンダはあまり水にはいることを好みませんが、どんな行動をするのか好期待
さらに、新しく増設した水場は常に水を流すこともできて、新鮮な水を飲むこともできます
この水が池に流れ込む仕組み
運動上上部は高さは出せませんでしたが遊木を組み合わせて、登ったり降りたり出来るようにしてみました。他にもフィーダーが転がりやすいようにデッキを作ったりと工夫を凝らしています。
練習中のアシタバ
新しく整備したこの環境でどのような行動を見せてくれるのか、楽しみですね