動物たちのおはなし
5月22日に緑いっぱいプロジェクト~ケヅメリクガメ編~を行いました。
作業の前に、参加者のみなさんとカメの印象を確認。
カメと言ってもいろんな種類がいろんな条件の場所に生息していることを知っていただきました。
そして、彼らの能力について。
あゆみの遅いイメージ、長生きするイメージのカメですが、種類によってそれぞれです。
到津の森公園にもいろんな種類のカメがいます。
全部で8種類!
運動場での作業中はカメたちには寝室にいてほしかったのですが、気候が良すぎて寝室に帰る気はない様子だったため、カメたちがいる中での作業となりました。
ただ、急に人がいっぱい!でびっくりしたオカメは、作業を始める前に寝室へ避難。
リクとヨウは物にも人にも興味津々。それぞれの性格の現れです。
うろうろするカメたちにつまずかないように、カメたちに踏まれないように注意しながらの作業です。
まずはみんなで土を柔らかくほぐして・・・
運動場の真ん中には、将来枝葉を広げてカメたちの雨しのぎとなってくれる予定の木を植樹。
そして、運動場内にあるカメたちのごはんを育てている花壇の中に、アロエとカメたちの大好きな桑を植えました。
ケヅメリクガメの運動場にはカメたちのごはんとなる草を植えました。
カメチェック。
植えたはしから根こそぎパクっと食べられることも。
でも、これは想定内。
だからこその種まきなのです。
植樹と苗植えが終わったころ、寝室に閉じこもっていたオカメもまた運動場に出てきましたよ。
普段こんなに近くでカメを観察することも少ないと思うので、この機会にじっくりカメの観察会。
カメたちとしっかり目が合いますね。
甲羅と首元の触感の違いなども。
一週間後の運動場はというと、うっすらですが蒔いた種が芽を出し始めていました。
が、その後の強い日差しですくすく…とはいかず。
スタッフが再度種まき。
ちょうどひと月が経った現在は、イベントで蒔いたものと、その後スタッフが蒔いたものの両方が混じっている状態です。
カメたちもたまににおいを嗅いでみたり食べてみたりしていますが、根こそぎ全部食べてしまう、という感じではありません。
少しずつではありますがこの緑のゾーンを広げていって、カメたちが好きな時に好きな草を食べられる、緑いっぱいのケヅメリクガメの運動場にできたらいいなぁと思っています。
イベントに参加していただいたみなさま、暑い中での作業、お疲れさまでした。
ありがとうございました!