動物たちのおはなし
以前お伝えした、ウサギの同居大作戦に変化がありましたので、お知らせいたします。
前回のお話は→ウサギの同居大作戦その①からご覧ください。
今回変化があったのが、こちらのオスウサギたち
左:ユウタロウ 右:カイです。
同居が難しそうだった2頭ですが、アミ越しでのお見合いを行いつつ、観察しながら何度か同居練習を行っていました。大きな怪我はないものの、一緒にすると一触即発の雰囲気。やはりもっと長期的にお見合いを行わなければ無理なのか、それともそもそも同居は無理なのか…と悩みつつ、お見合いを継続していきました。スズノスケとレイのように柵ごしで寄り添いあう姿が確認できれば同居練習の再会を…と考えていましたが、一向に距離は縮まらず。どうしたものかと考えていたところ、そういえば最近2頭が穏やかに過ごしていることに気が付きました。(暴れたり、イライラしているときは水入れに床材で敷いているチップやご飯の乾草が入り込んでいるのでわかりやすいのです。)
そこで、2頭を一緒にしてみることにしました。お互いを見ていますが、以前のように追いかけたりにらみあうことはしませんでしたので、観察の元で数十分の同居→午前中の同居→半日の同居と少しずつ時間を延ばしていきました。
その結果、夜間も含めた1日中の同居を行うことが出来るようになりました。さらに、最近ではこんな姿も!
ユウタロウに寄り添って寝るカイ(左)
もっと、時間がかかると思っていましたがひとまず安心です。このまま、順調にいけばこの次は、スズノスケたちの群れと同居できたらと考えています。
柵越しにお隣さんを見ているユウタロウ(左奥)とカイ(右奥)
またウサギたちに変化があればお知らせします!
この同居のため、お互いの姿が見えない場所や、隠れる場所を多くするためにウサギたちの部屋に段ボールの箱を設置しています。先日、段ボールで遊ぶユウタロウの姿がSNSで公開、報道されましたが、対象のウサギたちが段ボールを食べていないことを確認して与えております。個体によっては食べて危険なことがありますので、お家で飼育しているウサギに与える際は、よく観察したうえで個体にあったものを与たえて下さい。