動物たちのおはなし
今年も残すところあとわずかとなってしまいました。
最近は急に寒くなり、プレーリードッグたちもよりいっそう団子になり、お互いに温め合っています。
こちらはとっても可愛い寝相の2頭
さて、冬といえば、プレーリードッグたちの恋の季節です。普段はおとなしいプレーリードッグも、冬場になると気性が荒くなります
寒くなって、そろそろかな…?と覚悟していたところ、ある日、オスのワサビの睾丸が大きくなっていることに気づきました
私自身、プレーリードッグの繁殖期は初めてなので、こんなに大きくなるのかとかなり驚きましたこの驚きをみなさんにお伝えしようと思ったのですが…写真ではわからなかったです
ただただ可愛いワサビの写真をどうぞ
到津では、今年の繁殖の予定はないため、完全にオスとメスを分けて飼育します。まだメスに興奮する様子は確認されませんでしたが、睾丸が大きくなっていたため、この日に分けることにしました。
しかし、プレーリードッグの外放飼場は1つしかないため、午前と午後の交代で外へ出てもらう事になります。まだまだ日中は暖かいため、みんな外へ出たいと大騒ぎです
メスグループには高齢のナッシーもいます。前回の記事でもお伝えしたように、ストレスに敏感なナッシー。環境が変わることで、また食欲が落ちたりしないか心配でした。
幸い、食欲は落ちることなく、最近は旬の柿が大好物なようで、毎日もりもりと柿を食べています(柿にこっそりと、繊維質の多い高栄養パウダーを混ぜ込んで、食べてもらっています。)
プレーリードッグの外放飼場はどちらかというと、午前中のほうが日当たりが良い立地です。今はナッシーのことを考え、メスグループを午前中に外へ出てもらうことが多くなっています。(天候や動物の状況により、変更することもあります。)
※オスのゴボウのみ、去勢しているため、終日外へ出ていると思います!
繁殖期は春先ごろまでなので、しばらくは10頭みんなで重なっている姿は見ることができません
少し残念な気もしますが、冬毛でもふもふな姿は今ならではなので、ぜひプレーリードッグたちに会いに来てくださいね