動物たちのおはなし
2021年11月21日に緑いっぱいプロジェクト、ニホンザル編を行いました
今回のプロジェクトでは、参加者のみなさんと一緒に園内でどんぐりを拾って、その一部をプランターに植え、サル山に植えるための苗木を育てます。サル山のサルたちの遊び場にもなり、ごはんにもなるどんぐりの木は、サルたちに大人気です
最初にニホンザルについての学習の時間です。
最近ニュースでよく耳にするニホンザル。「ハナレザル」ってニホンザルの本来の生態について、知っていただくのもこのイベントの目的のひとつです。
実は、ニホンザルは日本固有種であり、サル類の北限種。普段あまり感じていないかもしれませんが、ニホンザルって世界からみればとても珍しい特別な種類のサルなんですよ
そして、どんぐり探しに出発です。
園内の郷土の森エリアを中心にどんぐりを探します。紅葉の中でのどんぐり探しはこの時期ならでは!です
どんぐりはひとつ見つかると、周りにたくさん落ちています。最初はなかなか見つからなかったグループも、やっと見つけたどんぐりゾーンではたくさんのどんぐりを拾うことができました
どんぐりを集めてきたら、次は苗木にするための植え付けです。プランターに土を入れて、拾ってきたどんぐりをひとつのプランターに10個ずつ植えます。
拾ってきたどんぐりのうちどれを植えようか、とても真剣に選んでいましたよ。
見つけたどんぐりの種類も確認。
最後にサル山で、サルたちの行動観察をしました。サルたちがどんなふうにえさを探すのか、食べるのか。それぞれの個性が見えるところでもあります。
枯れ葉の中のどんぐりを前脚でさがしています。
枝についたどんぐりも上手にひとつひとつ取って食べていたり、
雨が降り始め、気温が低くなっても、水の中に落ちているどんぐりを後ろ脚で取っていたり。
たくさんの行動を見ることができました
今回みんなでつくったプランターは、サル山の入口に置いており、今後ニホンザルたちが楽しめるように活用していきます
参加してくださったみなさん、ありがとうございました
芽が出るのが楽しみですね