動物たちのおはなし
前回の記事でもお伝えしたように、夜間のみ群れと一緒に寝室で過ごすようになったこんぶ。
プレーリードッグは基本的に朝寝坊な動物で、飼育員が来てもほとんど起きてくれません
しかし、こんぶは寝室の前を人が通るだけですぐ起きてしまいます。食いしん坊な性格もあるとは思いますが、まだ少し緊張している様子でした。
急に寝室も外放飼場も何もわからない状態で外へ出してしまうと、パニックになってしまう可能性もあるため、外放飼場へ出す計画は、寝室が『落ち着ける』場所になってからです。
こんぶのペースでゆっくりとこの場所に慣れてくれれば…と、しばらく様子を見たところ、 数日後の朝の様子が、こちら
飼育員が朝来てもみんなで団子になっていました(中央で目をぱちっと開けているのがこんぶです)
それからすぐに中に飼育員が入っても全く起きない日が続き、これは寝室が『落ち着ける』場所になったと判断できるようになりました。
こうなれば、いよいよ外放飼場デビューです
最初は短い時間から外に出して、こんぶの動きを見ながら少しずつ時間を延ばします。
初めて外に出た時は、全く落ち着きもなく、いろいろな場所を探索していました。
みんなが掘った穴も覗いてみたり…、周りを確認してみたり…
何かに驚くと、寝室へ戻り、しばらくするとまた外の探索を始めます。
特に問題もなく、すぐに日中も群れに合流することができました
外放飼場で、こんぶがどんな動きをするのかすぐに観察できるように、最初だけ背中の毛を少しカットさせてもらいました。みなさんもこんぶを探してみて下さい
晴れて群れの一員となれたので、こんぶについてのブログはこれで終了とします。
今後もプレーリードッグの様子はブログに載せていきますので、引き続きよろしくお願いします