緊急事態宣言のため、延期しておりました国際レッサーパンダデーを10月10日に開催することができました当日は、予想に反しての夏日で暑い中、たくさんの方々にお集まりいただきありがとうございました

　　　賑わうレッサーパンダ舎

この日は、国際レッサーパンダデー特別ガイドとしまして、野生のレッサーパンダが置かれている状況を2019年に訪れた現地の様子を交えてお話ししましたが、コロナ禍で2年近くガイドをやっていなかったので、さすがに緊張して上手く伝えられたかどうか…

とにかく、何とかお話しすることができたのではと思っています

　今年のレッサーパンダデーには、「このイベントの為に来ました」と、レッサーパンダのお洋服やぬいぐるみを持って参加してくれたお子さんや、将来はレッサーパンダの飼育員になりたいと話してくれた女の子、凌凌と野風がじゃれあう姿を以前目撃して、動画を見せてくださったご家族の方もいらっしゃいましたそれから、コロナ禍前に良くお会いしていた方々にも再開し、久しぶりに賑わいと活気に溢れた楽しい日となりました

そして、今回は大切なご報告があります

9月18日～10月10日までの23日間に渡って設置しておりましたレッサーパンダ募金箱には、53.035円もの募金が集まり、これに加えてグッズの収益金から材料費や、送金に関わる手数料を除いた金額をアメリカに本部を置くレッドパンダネットワークに送り、レッサーパンダの保全活動資金として役立ててもらいたいと思います。海外の送金手続きには時間がかかりますので、最終的な金額はまた改めて報告させていただきます

　到津の森公園の取り組みとして、１つの種の為に募金活動を行うのは初めての試みでした。1～３万円でも集まればと思っていたのですが、本当にたくさんのお気持ちが集まり、その結果に驚きを隠せませんアンブレラ種である、レッサーパンダを守ることでその地域に暮らす他の動物の保全にも繋がります。

　今後も動物園としてなにが出来るのか、考えていきたいと思います。

　皆さんありがとう～Ｂｙ笑笑