動物たちのおはなし
オウムだより-24- ばたんはうすの工夫
2021年10月11日
最近、内容の薄い”オウムだより”が続いていたので、内容がやや濃い(?)お話を数回に分けてお話したいと思います
“ばたんはうす”が完成してから早5ヵ月経ちました!
オウムたちも日替わりで“ばたんはうす”へ出ることにずいぶんと慣れてきました。環境に慣れるということは大切なことです!しかし、“ばたんはうす”の中はわざと少しずつ環境を変化させていることに気が付いた方はいらっしゃるでしょうか?
“ばたんはうす”横の掲示↓にもこのお話についての記載がありますが、
広くなったからおしまいではないのです。
私たちが広い体育館に毎日通い、「8時間ここにいなさい」と言われたらどうでしょうか。最初はボールで遊んだりできても、すぐに飽きてしまうと思います。オウムたちも同じです。
“ばたんはうす”にはじめてチップを入れた時、興味深々でほりほりしていたリーも
すぐに飽きて遊ばなくなります。
植木や芝、枝などを入れると、引っこ抜いてみたり、ちぎってボロボロにしてみたり。
これらの植物は、植栽ベテランのFスタッフ中心に種や苗木からたくさん作り、バックヤード裏で育てたものです。
“ばたんはうす”だけでなく、ガラスのお部屋や夜に寝るケージの中にも枝や植物を入れることもあります。リー↓
ココ↓
ガラス部屋のミスにも。
「いくら飽きるからってここまでしなくても…」と思う方もいらっしゃるかもしれません。なぜこれほど環境を変える必要があるのでしょうか。
次回に続きます。
二井