動物たちのおはなし
夜の観察会を行いました
2021年8月 6日
日中とは違う夜の森を感じてもらい、そこに生息する身近な生き物を知ることで、もっと自然に興味をもっていただこうと、7月の24日と25日に夜の観察会を行いました
まずは、レクチャールームでご挨拶と観察時の注意事項をお伝えした後、
それぞれ懐中電灯をもって夜の観察会へ出発です
懐中電灯を使って、木の幹・枝や葉の裏などに何かいないか探していきます。
とはいえ、なかなかそれだけでは虫などを探すのも難しいので、
事前に虫が集まるようにトラップを仕掛けておきました。
ストッキングに発酵させた果物をいれて木の枝につるしておく果汁トラップです。
トラップには、カナブンがいっぱい集まっています
カナブン以外に何かいないかトラップを裏返してみると、
果汁トラップは5か所設置してましたが、そのうちの2~3か所にコクワガタもいました~
そのほかにも、
網カゴの下に餌を置いて虫を捕まえる網カゴトラップや
光の中にある紫外線に集まってくるライトトラップを設置。
網カゴではカナブン、サトキマダラ、
ライトトラップでは、アブラゼミ、ニイ二イゼミ、コメツキムシ、コガネムシの仲間などを
観察することができました
また、トラップ以外にも、懐中電灯で探していたら、蝉の幼虫が木の幹を登っている様子や、
ちょうど羽化しているところを観察することもできました
夜の観察会で、日中とはちがう到津の夜の森を感じていただけたのではないでしょうか。