動物たちのおはなし
今日はキックが初めて“ばたんはうす”に出た時の様子を!っとその前に、少しだけキックの性格のお話から。
キックはとっても臆病な性格!人は大好きなのですが、お世話に頻繁に入るスタッフは苦手です昔から定期的に嘴を切るため病院へ連れて行っているのですが、これがお世話に関わるスタッフが苦手になってしまう原因なのかもしれません
4月からキックのお世話に入ったSスタッフの足元で「遊んで~」とうろつくキック↓(頭の上にいるのはミスお気に入りの場所)。
まるで「まだ仕事終わらないの~?早くぼくを撫でて」とでも言ってそうな顔(笑)
最初はこんな感じでベッタベタに甘えるのですが・・3日連続でお世話したら、距離を取り始めます
「この人もいつかぼくを病院へ連れていくのだろうか」
とでも思ってしまっているのでしょうか・・ちなみに、同じ制服を着ていても普段お世話に入らない人が、会いに来ると、とっても喜んで甘えます↓
半年前から、嘴切りは普段お世話に関わらない飼育・獣医スタッフにお願いし、”お世話をする人=安心できる人!”とキックに思ってもらえるように工夫しています
棒も大の苦手、新しいものや場所は慎重派、安心するのはケージの中…
そのため、“ばたんはうす”にも慣れるのには時間がかかるだろうなと覚悟はしていました。予想通り最初はケージごと入れて扉を開けておいても、出られませんでした。
普段お世話に入らないスタッフと大好きなバナナにつられてやっと出たのが5月14日↓
休園中も特定のスタッフがキックを誘い、“ばたんはうす”に慣らすトレーニングを続けました。
“ばたんはうす”の中で、スタッフに甘えているキックを隠し撮り
私に気が付き冠羽を広げるキック↓
そしてついに!!
この続きはまた次回に。
二井