動物たちのおはなし
お待たせしました!嬉しいご報告です!
4月17日にエリマキキツネザルの赤ちゃんが2頭、誕生しました!
お母さんは、今回初めての出産となる「カンナ」。
お父さんは、去年の3月にに鹿児島市立平川動物公園より来園した「ダルマ」です。
(左がカンナ(メス)・右がダルマ(オス)です)
ダルマはこの一年間、群れへの仲間入りに向けて、そしてカンナとのペアリングに向けての取り組みなど、新しい環境中で様々なことに挑戦してもらいました。
そして今回、無事に新しい命を授かることがき、飼育員一同とても嬉しく、またホッとしている次第です。
そして気になる赤ちゃんたちですが…!
現在、すくすく成長中です!
(5月24日の様子)
ちなみに生まれた頃は…
こんな感じです。(見えないですが…赤ちゃんたちはカンナお母さんに抱かれています)
エリマキキツネザルは、サルの仲間の中では珍しく、樹の上に‘巣’を作って子育てを行います。今回も、複数個巣箱を用意してカンナの出産に備えていました。
ほとんどの時間は、巣箱の中で赤ちゃんを抱いて授乳しているのですが、母親が餌を食べに行く時は、赤ちゃんたちは巣箱の中に置き去りに。
そんな時を見計らって…!赤ちゃんたちの体重測定や健康チェックも行いました。
とはいえ、カンナも初めての出産育児。赤ちゃんにもカンナにとっても刺激にならないように慎重に…!
生まれた時は、約100gの体重で、大きさは大人の手のひらくらい。
目も開いており、毛も生えていますが、体つきはまだ頼りない感じです。
カンナお母さんから、しっかりお乳をもらいながら日々成長していく赤ちゃんたち。
生まれてから10日目ほどでこんな感じに!
毛もさらに生えてきて、目の焦点もちゃんと合うようになってきました。
2週間も経つと、大人たちの動きを目で追ったり、巣箱から顔を出してキョロキョロしてみたり…!
お母さんたち何しているのかな~?と興味深々の様子。
こんな風に、少しずつ行動も増えてたくましくなっていく赤ちゃんたち。
この後の成長経過は、また次回のブログでお伝えしたいと思います!
どうぞお楽しみに!