動物たちのおはなし
オウムだより-7- キック&リー
2021年5月14日
今回はキバタンのお話です
キックはなかなか飼育員に心を開かないので、時間が取れるときは少しでも心を開いてもらえるようにトレーニングを地道に頑張っています。
ある日、バックヤードでキックのトレーニングを始めると、調子が良かったのか撫でて欲しそうに近づいてきてくれました
すりすり
すると、段ボール破壊に夢中になっていたリーがこの様子に気が付きトコトコ近づいてきました
この時点で、担当者はひやひやですなぜかというと、リーは大のやきもちやき!気に入った担当者が他のスタッフと話しているだけで(リーを相手しないというだけで)そのスタッフを襲いに行くほどなのです
そのため、いつキックにやきもちを焼いて攻撃しないかと内心ひやひやしかし、どちらかを無理やりゲージに戻すのも信頼関係が崩れそう…と葛藤
2羽が衝突しないように細心の注意を払いながら、そして平等に、なでなで。
膝に登ってきて
リーは完全に甘えたいモード頭を押し付けてきます。このまましばらく私のポケットに頭を突っ込み満足げでした(笑)
2羽がこんなに近づいても大丈夫でした
2羽に気を使い続け、緊張疲れしましたが今後も、2羽の関係と飼育員との信頼関係を地道に築いていきたいと思います。
二井