動物たちのおはなし
いとうづレッサーびより㉖
2021年3月30日
今回は投薬のお話です
犬を飼育されている方にはおなじみの病気。
蚊が媒介する病気、フィラリア症(犬糸状虫症)は犬のみならず、ネコ目
(もく)の動物もかかります。意外なところではアザラシもかかるそうです。当然、レッサーパンダも。
そこで、フィラリア予防のための駆虫薬を毎月飲ませています。
幸いレッサーパンダたちは、リンゴが大好きなのでリンゴに錠剤を埋め込むだけで、食べてくれます
リンゴに錠剤を埋め込んでいます
錠剤が口からこぼれ落ちることを想定して、必ず手渡しで1頭ずつ確実に食べたか確認していますが、だいたいペロリと食べてくれるので本当に助かっています。
こちらはアシタバ…
リンゴに薬を埋め込んでいますが…
気にもせずパクリ
以前、隣のアライグマの担当者は、薬を粉にして大好物のゴハンに混ぜてもアライグマらしく水で洗われたりする…と悩んでいるのを聞いていたので、レッサーパンダはその変は助かっています
薬といえば、凌凌と野風は年を重ねてきましたので関節炎予防のためのサプリメントを毎日与え始めました
こちらは錠剤が大きく、原材料の貝類の臭いが気になったのか、最初は嫌がる様子が見られましたが、今はすっかり平気になりました
できる予防はしっかりして、まだまだ元気な姿をお見せできるように健康管理を気を付けていきます