動物たちのおはなし
今回は野風のお話です
野風です
アシタバ、凌凌の被毛の状態が回復してきたことは以前お伝えしましたが、今回は野風の経過をお知らせします。
野風の被毛の状態は脱毛や、皮膚炎はおこしてはいませんが、左半身(特に腰あたり)の赤毛が擦れたような状態になっていました。そして、野風の尻尾(生まれつき?短い)の毛は、表現しづらいのですが、絡み合うフェルトのような状態でした。
フェルト状の尻尾
2019.10月撮影 ボサボサ…の被毛
たまにきれいに生えそろうこともありましたが、左側だけこのような状態になることが多く、左側を下にして寝てしまうから床に擦れてしまうのかな?と思っていました。
が、ある時、原因がわかりました
こちらは、野風ではなく娘の「野花」です。
2018年3月撮影
矢印部分の毛がボサボサですよね少し前まではとてもきれいな毛並みだったのがあっという間にボサボサに…
原因は野風にありました
この時、野風は娘の野花かわいさ?にそれはもう熱心にグルーミングを行っていました
このグルーミングの行いすぎで、野風も野花も表面の赤毛が擦れたようになったのだと思います
そこで、過剰なグルーミングを防止する効果を期待して、凌凌と同様に野風もブラッシングを始めてみました
当初、野風はじっとせず、ブラッシングがしっかりできる日とできない日とありました。特に尻尾を触られるのは苦手なようで、逃げてしまうことが多かったのですが、近ごろは大分慣れてきてくれました
開始から2ヶ月経つ頃には…
2020年6月撮影
目に見えて変化が現れました
こんなにきれいに生えそろったのは久しぶりです
しかし…
最近の野風は…
2021年2月
また、齧ってしまいました
右半身はキレイ
尻尾の毛は以前より触らせてくれるようになったので少しずつ改善しています
今後も、野風が毛を齧ってしまう原因は何かを考えながらケアを続けていこうと思います。
野風でした