動物たちのおはなし
巣ごもり、終わり?
2020年6月27日
2020年の春は、新型コロナの影響で、外出自粛にともない巣ごもりが続きましたね。
到津の森公園も一時期休園していましたが、少しずつ巣ごもりも解除の方向、日常が戻りはじめました。
この巣ごもりの期間、到津の森公園でも巣ごもっていた動物がいます。
バードゲージの鳥たちです。
バードゲージで飼育している鳥たちの多くがこの時期に繁殖期を迎え、たまごを温めるため巣にこもります。
カルガモも、
オシドリも、
アカツクシガモも、
アフリカクロトキも、
ムギワラトキも。
これぞ本当の巣ごもり。
繁殖は毎年計画的に進めていくので、鳥たちが抱いているたまごは擬卵であったり、他の種のたまごにすり替えてあったりすることもあるのですが、鳥たちは知ってか知らずか健気に抱き続けます。
我々の巣ごもりはそろそろ解除の方向に向かい始めました。
鳥たちの巣ごもりも時期を合わせたかのように、そろそろ終わりのようです。
カルガモも、
オシドリも、
アカツクシガモも、
アフリカクロトキも、
ムギワラトキも。
なんとなく距離を保って休んでいるように見えないことも・・・
鳥たちも巣ごもりの期間はお互いにピリピリしてケンカが多くみられていましたが、少しずつ落ち着きを取り戻してきているように見えます。
穏やかな日常が戻るまで・・・
もうしばらく用心しながらにはなりますが、これからも動物園を楽しんでいただければと思います。