動物たちのおはなし
今回のレッサーびよりは、トレーニングのお話です
到津のレッサーパンダの4頭のうち、
「笑笑」だけが採血が出来ないことは以前にお話ししましたが、
最近はじめたブラッシングの効果からか、
少しずつ体を触られても平気になってきました。
そこで念願の採血に向けてトレーニングを行うことにしました
しかし、「笑笑」は、怒ると飛びかかってくることがあるので
いかに安全に採血を行うかが課題となってきます。
獣医と相談して、「笑笑」にはケージに入ってもらい
アミから前肢を出してもらって、採血を行うことにしました。
そこで、採血やその他の検査をしやすいように
「笑笑」専用のトレーニングケージを準備しました。
まずはケージに慣れてもらうことが大切です
まだ枠組だけですが、後ろがドアになっていて、
中に入ると閉めることが出来ます。
手始めに枠組を見せてみたところ、警戒することなく
近づいてきて、すんなりIN
ここで、ご褒美のリンゴを与えます
この様子だとすぐに次のステップに行けそうってことで、
枠組にアミを張ったものを用意。
置いてみると、すんなりIN
あっさり入りすぎて、拍子抜けしました
そして、後ろの扉を閉めてみましたが、全く動じず
さすがです。
ついでに、左前肢を採血用の穴を開けたところから
出してみましたがこちらはさすがにまだまだ練習が必要なようです。
(動画の静止画ですみません。
右側に「笑笑」の左前肢が出ています。)
今後はケージの改良を行いつつ、
「笑笑」の採血に向けて練習に励んでいきたいと思いますので
皆様、「笑笑」の応援よろしくお願いします
おまけ…
枠組に興味深々の「笑笑」と
そんなことよりリンゴくださいの「アシタバ」