動物たちのおはなし
10月27日にヤギのキクジロウが亡くなりました。
老衰でした。
(2008年のキクジロウ:赤い扉から顔を見せている個体)
まだ今のヤギ山になる前のお部屋で。懐かしい一枚です。
(2009年のキクジロウ:中央の個体)
体が大きく、若いころはヤギ山のボス的存在で人気者だったキクジロウ。
立派な角をもち、その存在感はヤギの中でも抜きんでていました。
(2010年のキクジロウ)
(2014年のキクジロウ)
このころはまだ力強く力くらべをしていました。
山には登るけど橋を渡ることはありませんでした。
(2015年のキクジロウ:橋の下の中央)
夜ZOOにて・・・。
(2016年のキクジロウ)
(2017年のキクジロウ)
草をモリモリ食べているところ。
そんなキクジロウも歳を取りました。
10月15日に自力で立てなくなり、そこから担当者の手厚い介護が始まりました。
自力で水場にも行けないため、一日数回水を飲めるように口元にバケツを持って見守っている様子。
おしっこで体が汚れてしまうため、体をきれいに拭いて乾かしているところ。
担当者は「キクジロウはバショウの葉が好きだからなあ!」と寝たきりのキクジロウのために好みの草を刈ってきて与えたりもしていました。
一日一日を大切に。
キクジロウを応援、ご心配してくださった皆様。本当にありがとうございました。
これからもヤギ山の仲間たちをどうぞよろしくお願いします。