動物たちのおはなし
今回は、到津レッサーパンダの近状をお知らせします。
中々、ブログの更新が出来ず申し訳ありません
レッサーパンダ達の恋の季節もいよいよ終盤に近づいてきました。(通常1月~3月)
今のところ、リンリン&ノカゼ、クスクス&アシタバ 両ペアに交尾は確認されていません
リンリン君たちは、午前の同居時間以外にも午後も寝室で少しの間、同居してもらっているのですが…
こればかりはどうにもできないので、もう少し見守りたいと思います
そして、ペアクスクス&アシタバは?
と言うと…
クスクス君はアシタバちゃんを避けるかの様に過ごし、
アシタバちゃんも怒られるのを恐れてか、積極的には近づきません
しかし、3月14・15日の2日間はアシタバちゃんの恋鳴きが聞こえ、発情している様でした
アシタバちゃんの行動変化は、恋鳴きの他にも、クスクス君にちょっかいを出そうとしていたり、じーっと見つめていたり、なんだかモジモジしていたり、屋外展示場で爆睡していたり(これは関係ない?)していましたが
肝心のクスクス君が興味なしと言った感じです
まだ、若いペアですからね。来年に期待しましょう今年はアシタバちゃんの発情傾向が確認できただけでも
爆睡中のアシタバちゃん
そして、野花ちゃんは?といいますと
お年頃になった野花ちゃんは、父であるリンリン君や、兄のクスクス君とは一緒にいられないので、
リンリン&ノカゼを午前中に展示して、午後から野花ちゃんの展示になっています。
この頃は午後も野風ちゃんはリンリン君と過ごしているので、野花ちゃん1頭での展示。
ずっと母の野風ちゃんと一緒に過ごしてきていたので
急に1頭になるのはさみしく、不安もあるだろうことから
2月から徐々に母子を分ける練習を開始していました。
そのおかげか、野風ちゃんと離れても何度か鳴くだけですぐに落着き、
夜間も1頭で過ごすことが出来る様になりました
午後の展示も1頭で担うことがありますが木に登って風を受ける野花。
たくましく、そして美しく育ってくれたなと思います。
(ちょっと毛がボサボサなのは野風ちゃんの愛情の証)
キリっと美人な野花ちゃん
そうそう、
3月24日(日)11:00~と、14:00~は
普段は聞けない動物園の裏話
『レッサーパンダの赤ちゃんの話』が開催されます
今回は、一緒に野花ちゃんを育てた外平獣医が野花ちゃんの成長の様子をお話します。
お話の後には質問タイムもあるそうなので、みなさんぜひご参加くださいね