動物たちのおはなし
さて、前回の続きです
前回は、どんな遊具を何を作るのか、それをどこに設置するのかを考えていただきました
その案を元に飼育スタッフで安全面などを考慮し、今回は製作作業に入っていただきます
まず、レッサーパンダ舎の各屋外展示場に入室し、
安全面からの変更点と理由を説明し、製作物のサイズを確認してもらいました。
実はこちらの屋外展示場には、一般の方は入ったことが無い(私の記憶では)ので、
今回の参加者の方々は貴重な体験になったのではないでしょうか
それではここからは製作開始です
ケガをしない様に、慎重に進めていきますよ~
初めて使う工具を持つ手もだんだんと慣れてきました
*インパクトドライバーで穴開け中
役割分担をし、黙々と作業する参加者の皆さん
こちらは、作業の手を止めて、再度サイズの確認中
ではでは…
出来上がったものを設置していきますよ~
こちらは吊り橋のようですね
さて、完成はどうなったのかと言うと~
クスクス君チームはこんな感じに
手前の竹筒はフィーダー(給餌器)です
そして、吊り橋と、麻袋の橋が完成
早速、クスクス君がリンゴにつられて乗ってくれました
フィーダーにも興味深々
そしてノハナちゃんチームは
設置場所を変える事の出来る吊り橋と、
半月状のものはジャングルジムです
ノハナちゃんが挑戦
バランスをとりながら登ります
ノハナちゃん、ノカゼちゃん2頭ともジャングルジムのチェック中
そして、写真はありませんがノハナちゃんチームは麻袋で作ったハンモックもあります
こちらの利用方法が実に面白いのです
その様子は是非、実際に見に来ていただければと思います。
(ただし、いつも利用はしていませんので、運が良ければ)
この日はあいにくのお天気でしたが、遊具設置後は毎日の様に
吊り橋を渡る姿や、遊具を利用している姿が観察されていますよ
今回の夢ある動物園プロジェクトはいかがだったでしょうか?
動物たちの行動を引き出す遊具を考えて作ることで、
普段と違う目線から動物たちを見ることが出来たのではないかと思います
参加者の皆さんご協力ありがとうございました