動物たちのおはなし
みなさん、こんにちは
今回95回目を迎えた、ゆめあるどうぶつえん プロジェクトですが、「自然と遊ぼう~ネイチャーゲーム」を行いました
ネイチャーゲームとは、簡単に言うと、自然の「もの」や「こと」を「見る」「聞く」「匂う」「触れる」といった、人の五感を使って、自然を体験することです
今回は、3つのゲームを行いました
1つ目が「動物交差点」
背中に生き物のパネルを張って、2人1組になりお互い質問し合って、生き物を当てるというゲームです
初対面の人と行うので、最初は緊張気味でしたが、徐々に雰囲気にも慣れ、和気あいあいと質問し、答えを導き出していました
みんなの答えが分かったところで、次のゲームへ
次のゲームは、自然豊かな、ビオトープへ
ビオトープに到着したら、次のゲーム「フィールドビンゴ」を行いました
フィールドビンゴは、フィールドビンゴカードに書かれている「チクチクするもの」や「大きなもの」、「ギザギザするもの」など9つの項目を実際に見たり、匂ったり、触って、自分なりの感覚で見つけていくものでした
みんな真剣に、池を覗いたり木を下から上の枝先まで見ていたり、花の匂いを嗅いでみたり・・・
どんぐりやクモ、コオロギを見つけたり、色々な種類の落ち葉など沢山のものを発見してくれました
子供たちだけではなく、大人の方も一緒になって一生懸命探してくれました
30分ほどフィールドビンゴをした後は、次のゲーム、「ごちそうはどこだ」を行いました
これは、2つのチームに分かれ、1人5個のどんぐりに印を付けて、自分のチームの範囲にどんぐりを隠して、相手のチームの印のついたどんぐりを探すゲームです
一生懸命見つからないように隠します
次は、相手チームの印のついたどんぐりを探します
最後にもう一度自分が隠したどんぐりを探します
これが、また難しく、全部を見つけることはできませんでした
実は、野生のリスなどの動物も秋の間に餌となる食料を集めて、地面の中に埋めて、餌の乏しくなる冬の間に埋めている場所を探し、採食するといった行動をしますが、同じように、埋めている場所を忘れてそのまま春を迎える木の実もいます
忘れられて、春を迎えた木の実たちは、地面に埋めてもらい、新しい芽をだせるということです
このゲームでは、そんな動物たちの行動も体験してもらいました
3つのゲームを行い、自然を体験してもらいましたが、みんないきいきと積極的に参加してくれました
参加されたみなさん、ありがとうございました
次回のゆめあるどうぶつえん プロジェクトは、「動物のお絵描きカレンダー作り」です
みなさんの、ご参加お待ちしておりまーす
最後に、最近よく「自然と触れ合う機会や場所がない」と聞きますが、到津の森公園には沢山の自然があります!
飼育されている動物だけではなく、沢山の虫や鳥、木や花といった植物まで!
花の色や匂い、鳥のさえずり、落ち葉や地面の匂い・・・
遊びに来られた際は、ぜひ、五感を使って自然を満喫してくださ~い