動物たちのおはなし
寒い日は
サル団子に限りますね(笑)
気が付けば、バレンタインも目前。
義理チョコというのは日本特有の文化のようで~。
朝のテレビで言ってました。。。
さて、そんななかニホンザルたちは恋の季節真っ只中!!
仲睦まじいカップルの姿が見られる時期です。
(写真は少し前に紹介されたユメくんとアカネちゃん https://www.itozu-zoo.jp/blogs/animal/2018/01/8461.php)
そして、闘争も多くなるこの時期。
メス同士やオスとメスでいろいろとあるようで。
恋の季節は、サルたちのいざこざが絶えない時期でもあります。
義理チョコは日頃の感謝やコミュニケーションの円滑化が目的のイベント。
男の私としては、ホワイトデーのお返しが・・・とプレッシャーをかけられる日になるわけですね(笑)もらえればの話ですけど・・・(笑)
さて、サルたちにはそんな他人、いや他猿にプレゼントを渡すなんていう習性はありません。
野生では、自分の力で生きていけるようにならないといけませんから、子ザルに親がエサを与えることもありません。
よく、お客様がエサを子ザルにあげようとして、他の大きい子にとられて「かわいそう」と嘆いておられる声を聞きますが・・・サルたちの社会はそう甘くないので、ご理解いただければと思います。
そんなサルたちのコミュニケーション、関係を良好に保つ秘訣は
「グルーミング」、毛づくろいですね。
体についたゴミなどをとってきれいにしてあげています。
これが思いのほか気持ちいいようで、グルーミングされている側のサルの表情はとろけてしまいそうな顔をしていることが多いです(笑)
よくボスザル(第一位オス)がたくさんのメスにグルーミングしてもらっている光景を想像しますが、
ボスザルだって、グルーミングをしてあげたりもするんですよ。
一生懸命グルーミングをしている姿を見ていると、サルたちにも思いやりの気持ちがあるのかもしれないなって思うことがあります。(いや、あるとは思いますが・・・)
こうやって、仲睦まじい姿を見られるのも恋の季節ならでは。
ニホンザル担当チーム