動物たちのおはなし
素敵なお名前をいただいて、ちょっぴり大人の仲間入りをした野花ちゃん
*大人っぽい野花
そういえば、大人に向けての第一ステップである
離乳の様子をお伝えしていませんでしたので、改めて紹介しますね
当初、「親に育てられているレッサーパンダには特別な離乳食は必要ない」とのことから、
野風と野花のごはんを一つのバットに入れて与えていました。
*仲良くいえいえ、奪いあって食べているようです
それでも、野風ママの食べている様子を見ながら、生後107日目には前日まで
ポロポロこぼしていたスライスリンゴをしっかり噛んで食べるようになりました
生後111日目、リンゴを自分の手でもって食べようとするように(まだすぐ落としてしまいますが)
*よいしょよいしょ
など、がんばっている野花でしたが、
ここで問題が・・・
野花の分もと思って、多めに用意したエサを
野風があっという間に食べてしまうのです
まぁ、普通に授乳しながら子育てをしている母親ならそれでもいいのですが、
野風はほとんどお乳が出ていませんからね
食べたら食べた分・・・身になります
そんな訳で、確実に野花がごはんを食べることができるように、また、
野風が食べ過ぎないようにお皿を分けて離乳食を与えるようにしました。
離乳食は食べやすい太さにスライスしたリンゴとミルクでフードをふやかして柔らかくしたものです。
114日目 離乳食開始。 少し戸惑いながらも完食途中、野風が食べにやってきたので、私が全力で阻止する(笑)
117日目 離乳食を1人で食べる 時間をかけながら笹の葉も食べていました
127日目 笹便を自力排泄
と、こんな風にマイペースに離乳食を食べる野花に、
自分のリンゴが無くなったら野花のリンゴを横取りに行こうと早食いする野風…
そして、それを阻止するために野花の横にスタンバイする私たち…
お昼のご飯のときはこんな攻防が行われています
最近では、朝ごはんも野風と分けてしっかりと食べさせ、
ミルクの回数も1日3回から2回に減りました
順調にいけば来月には卒乳しようと思います
*でもまだまだ、ミルクが好き
どんどん、どんどん大きくなっている野花ちゃん
あっという間に野風ママを追い越してしまいそう。
これからの成長にますます目が離せませんね