動物たちのおはなし
今回は4月6日、8日、9日に投函いただいた質問に回答します!!
それでは、さっそくGO!!
【4月6日】*********************************************************************
ペンネーム 匿名希望さん からの質問
『キツネザルににらまれたら死ぬってゆううわさがあるんですけど本当ですか?』
初耳です!!もし、にらみつけるだけで相手を死に追いやる生き物がいたらとても怖いですね。キツネザルににらまれても死にはしないので大丈夫ですよ!
【4月8日】**********************************************************************
ペンネーム レッサーパンダ大好き♡さん からの質問
『.しっぽがしましまなのはなぜですか?レッサーパンダやワオキツネザル・アライグマ…など種類が違うのにしっぽの柄が同じで不思議です??』
長い尾は木の上を移動したり、早く走ったりするときにバランサーの役割をします。クモザルのなかまでは手のように尾で物をにぎることもできます。キリンやロバなどの草食動物などでは尾を振ってサシバエなどの害虫を追い払ったりもします。
尾を振ったり縮こまらせたりして感情のサインにもなったり、威嚇するときにつかったりします。眠るときに体に巻きつけたり、顔(鼻先)に覆いかぶせて冷たい外気から体を守ったりもします。
さて、ではなぜしましまがあるのか・・・正直なところ、ごめんなさい。わかりません。
ただ、ワオキツネザルのしましま模様の長い尾は、地面を歩くときに上に立てて歩くので、仲間同士の目印になっているといわれています。また、群れ同士のけんかの時に、尾に自分のにおいを付けて相手に向けてゆらゆら揺らして威嚇するのにも使ったりします。
体がシマシマという点ではトラやシマウマなどがいます。どちらもカモフラージュのためにあるシマシマですね。レッサーパンダやアライグマの尾がなぜシマシマなのか…。
もしかしたら、同様にカモフラージュのため、もしくは天敵などに襲われた時に尻尾に意識を持っていかせるためなど天敵から身を守るために役立つのかもしれません。
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ペンネーム ちーちゃんさん からの質問
『なんでムササビは夜しかおきないんですか?』
昼間はワシやタカなどムササビを狙う動物たちが活動しているので、そういった危機を回避するため夜に活動しています。
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ペンネーム ちーちゃんさん からの質問
『サルは、どうして顔が赤いの?』
血の色が透けて赤く見えています。子ザルの時はうすいだいだい色でおとなになるにつれて赤みが増していきます。11~3月ごろに訪れる恋の季節がもっとも鮮やかに赤くなります。おとなになっている“しるし”、子どもを作る準備ができている“しるし”なのかもしれません。
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ペンネーム 匿名希望さん からの質問
『ウサギはどうしてモルモットとなかよしなのですか?』
ウサギにとって、モルモットは危害を加えてくるわけではありません。なので、一緒にいても大丈夫な子たちもいます。もちろん、相性や性別などによって仲良くできないこともあるので、しっかりと見極めて同棲しています。
【4月9日】**********************************************************************
ペンネーム リュウタさん からの質問
『ゾウは一日に何回食事するのですか?』
当園では、午前中に4回、昼から4回で合計8回エサをあげています。
野生のゾウたちはエサを食べながら移動しているような感じなので、少しでもそれに近づけらるためこまめにエサを与えています。
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ペンネーム 匿名希望さん からの質問
『ぞうは何で鼻があんなに長くなったんですか?』
ゾウは体がとても重たいので、ごはんとなる草を食べるためにしゃがんでいては大変です。なので、長い鼻でしゃがまずに草を食べられるように鼻が長くなっています。
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ペンネーム まはるさん からの質問
『パンダは絶滅が心配されていますか?』
ジャイアントパンダとレッサーパンダ、どちらも絶滅がとても心配されている種です。
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ペンネーム かめだゆなさん からの質問
『さるはどうやって、ボスを決めるんですか?』
ニホンザルのボス(第一位)ザルは、群れにいる期間が長いものがなることが多いようです。野生のオスザルは、同じ群れにずっといることがなく、新しく入った群れでは最下位から始まります。上位のオスが抜けると下位のオスが繰り上げで順位が上がっているようです。動物園ではオスの出入りがまずありません。母ザルの順位が影響することもあるようです。現在のボスはコウです。コウがボスになったいきさつは先代のボスのブーが亡くなり、当時2位だったコウがそのまま繰り上げで第1位(ボス)になりました。ジョーカーやマルオ、ユメ、ユウトなど若いオスたちがこれからどのように順位の中に組み込まれていくのか。そこに母親や兄弟の影響が見られるのか、今後彼らの成長とともに見ていきたいと思います。
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ペンネーム かめだこうやさん からの質問
『サルの赤ちゃんは、どれぐらいで生まれるんですか?』
ニホンザルの妊娠期間は約半年(161~186日)。生まれた赤ちゃんの体重はおよそ500グラムです。今年も6月26日に一頭誕生していますので、ぜひ探してみてください♪
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ペンネーム なおとさん からの質問
『オウムはどうしてモノマネをするのですか?』
当園にいるキバタンのキックやリーは「コンニチワ」や「オハヨウ」などヒトの鳴き真似をすることがあります。人に飼われているオウムのなかには、キックやリーのように人(飼い主)の鳴き真似をするものがいます。それらのオウムたちからしてみれば人(飼い主)は仲間です。人の声を真似することで、ほめられたい、もっとコミュニケーションをとりたいと思っているのかもしれません。
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ペンネーム こゆちゃんさん からの質問
『子育て中のお母さんはキャベツを食べていいのか?』
キャベツを食べても大丈夫です。ただ、なかよし広場にいるときは与えないようにしていただいています。というのも、なかよし広場内にはお客様も一緒に入ることができるため、キャベツに夢中になっているヤギがぶつかってきたら大変だからです。ごはんはしっかりともらっているので安心してくださいね♪
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ペンネーム こゆちゃんさん からの質問
『ヤギはどうしてエサをあげるとしたをのばしてくるのか?』
私たちヒトは腕を伸ばして手でつかんで物をとることができます。ヤギはみなさんの持つエサ(売りキャベツ)を腕を伸ばしてとることはできないので、舌を伸ばしてからめ取るように食べます。地面に生えた草や置いてある乾草も舌や上唇を上手に使って食べるんですよ♪
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ペンネーム こゆちゃんさん からの質問
『プレーリードッグはどうして群れで過ごすのか?』
群れで過ごす利点の一つに、天敵を発見しやすいことがあげられます。プレーリードッグは他の動物から狙われる存在です。当園のプレーリードッグたちも数頭、倒木や丘の上に立って見張りをよくしています。
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ペンネーム こゆちゃんさん からの質問
『ニホンザルはどうしてニホンザルという名前なのか?』
ニホンザルは日本にだけ生息しているサルです。なので、ニホンザルと名付けられたのだと思います。
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ペンネーム 肉球さん からの質問
『前回、ニホンザルについての質問に回答いただいてありがとうございました。オスを動物園間で移動させたりするのかな?と思っていたのでスッキリしました。スミマセンもういっこ質問です。キリンの角には5本全てに骨が入っているのですか?それとも、単に脂肪等が入っているだけだったりしますか?』
たくさんのご質問ありがとうございます。
キリンの頭の角は全部骨です!!頭骨とつながっていて、成長とともに大きく育っていきます♪今年生まれたミモちゃんの角も注目してみてくださいね♪
ぜひ、また何か質問等ありましたらどしどしお尋ねください♪
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ペンネーム そうたさん からの質問
『一日にゾウは、何キロうんこをするのですか?』
一日にだいたい30キロくらいウンチをします。
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ペンネーム 匿名希望さん からの質問
『ぞうは大きな体なのに重たくないの?』
もちろん、とても重たいです!!当園にいるサリーやランの体重はおよそ3トン!!
重たい体を支えている4本の足はとても大事で、万が一立てなくなると命にもかかわってきます。なので毎日、飼育員がサリーとランの足のお手入れをしています。
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ペンネーム 田ぐまめいさん からの質問
『ぞうは何種類いるんですか?』
現生しているゾウはアフリカゾウ(サバンナゾウ)、マルミミゾウ、アジアゾウの2属3種といわれています(マルミミゾウは以前はアフリカゾウの亜種とされていましたが、DNAの分析によって別種とする説が有力となっています)。当園にいるセイロンゾウはアジアゾウの亜種になります。アジアゾウの亜種として他にインドゾウ、スマトラゾウ、マレーゾウ、タイゾウ、ボルネオゾウに分けられるといわれてますが、学者によって諸説あります。
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ペンネーム 匿名希望さん からの質問
『おさるのエサはなんですか フラミンゴのエサはなんですか?』
ニホンザルのエサはサツマイモやニンジン、キャベツなどの野菜や、リンゴ、バナナ、オレンジなどの果物、燕麦や大豆、丸キビ、ドッグフードやサル用ペレット、木の枝葉や実などいろいろ与えているよ!!
フラミンゴのエサは、フラミンゴ用のペレットとオキアミだよ。
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ペンネーム そうたさん からの質問
『とりはどうやって飛んでるの?』
羽ばたくことで、前に進みます。前に進み翼に風を受けるこることで、上向きの力(揚力)を発生させながら飛行しています。
ワシやタカなど大型の鳥は滑空し、上昇気流を利用しています。翼が大きいとその分羽ばたきに必要なエネルギーが増すからです。トビがよくグルグルと同じところを回るように飛んでいるのを見かけたことがあると思います。あれは、上昇気流を大きな翼に受け、通り過ぎないようにその場でまわりながら上昇しているのです。
逆に、スズメのように小型の鳥は空気抵抗を受けて減速しやすいので、小刻みに羽ばたいて飛んでいます。ハチドリは独特な羽ばたき方をしていてホバリングが得意です。
言葉では分かりにくいところもあるかと思いますので、鳥がどのように飛んでいるか、飛んでいる鳥を見かけたらじっくりと見てみてください♪
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ペンネーム みゆちゃんさん からの質問
『ヤギの赤ちゃんは、いつごろまでお母さんヤギのおっぱいだけを飲むんですか?』
生後2週間ぐらいから親が食べている草を一緒に口にしていくようになります。今年生まれたウメコの赤ちゃんは早くて、生後1週間には草を口にするようになりました。生後2~3か月でほぼ離乳するようです。
はい!!4月6日~9日投函分の回答は以上です!!
次回は、4月12日~15日までの投函分をお送りします♪お楽しみに~~~♪