動物たちのおはなし
6月15日はオウム・インコデー
2017年6月13日
6月15日はオウム・インコデーです。
06でオウム、15でインコと読ませたごろ合わせからきています。
日本動物園水族館協会という、多くの日本の動物園や水族館が
加入している協会が定めました。
当園では、その日にちなんで、15日の当日と直前の日曜日に
ガイドを行うことにしました。
11日のガイドでは、園内のオウム・インコに会いながら、
それぞれの動物種の特徴や、個体の特徴などを話しました。
キバタンのリーちゃん
ピーナッツを渡してもらい、食べ方を観察しました。
アカコンゴウインコのあかちゃんとコンくん
コバタンのココちゃんの部屋の前にて。
ココちゃんは、1978年に到津に来園しました。
オウム・インコは長生きする動物です。
生息地のインドネシアで、絶滅の危機に瀕しています。
最後になぜ、オウム・インコデーという日を定めたかについてお話ししました。
定めた理由としては、約400種いるオウム・インコのうち、100種類以上のものが
絶滅危惧種に瀕していることがあげられます。
生息地が木材伐採や焼き畑などで少なくなっていることや
ペットとして密輸されていることなど、私たち人間の活動に起因したものがその原因といわれています。
このようなイベントを通じて、いろいろなことに関心を持ってもらうきっかけになればなあと思っています。
オウムインコデー当日の15日(木)にも、15時からガイドを行います。
集合場所は管理棟4階の屋上庭園前です。
ぜひ、聞きに来てください。