動物たちのおはなし
今日は園外のお話。
フィールドに出かけたということではないのですが、
先日、休暇を利用して地元(島根)に帰ってきました。
そこで、出会ったいきもの達をちょこっと紹介します。
まず、途中の道の駅で出会った
オオミズアオと思われるガや、
一生懸命巣材となる泥をとっているコシアカツバメ。
夏に繁殖のためにやってくるようです。
また、近所の茂みで見つけた
ツマグロイナゴ?かな?
クサキリ。
モノサシトンボ。
カラスアゲハ。
と、職業柄ついつい生き物を探しに行ったわけではないですがいろいろな生き物が
目にとまってしまいました。
しめくくりは散歩中に出会った
アカテガ二。
そして、山から聞き覚えのある「ギャ、ギャ、ギャ、ギャ!!」「ギャアアア!!」と
なにやらケンカしている時の鳴き声が聞こえてきたので見に行ってみると
こちらを警戒してジーと見ている、ニホンザル。
しまいには、田んぼで稲穂を食べにやって来たサルにも遭遇。
(追い払いましたが・・・しばらくして、人がいなくなるとまたやって来てました)
畑のスイカも食べられ。
私が持って帰ろうとしていたナスもこの通り(泣)
ニホンザルを担当するものとして複雑な気持ちですが。
良く耳にする「猿害」。
私が子どもの頃は、サルに出会う機会などほとんどなかったんですけどね。
いまでは、サルたちのために野菜を作っているんじゃないかと言いたくなるくらい
被害が出ているようです。
到津の森公園のある北九州市でも小倉南区や香春町、みやこ町などでサルが出没したり、
猿害に遭っているところがあるようです。
猿害。けっして、つい最近から起こるようになったものではありませんが、
私たち人とサル(野生動物)との生活の境界線があいまいになり続けてきている結果
なのかもしれません。
クマ、シカ、イノシシ、タヌキ、アナグマ・・・。
私たちの身近にはたくさんの生き物が暮らしています。
こういった被害も起こっているなか、私たちはどのように彼らを見て、考えて、
生活していかなければならないのでしょうか。
あらためて、住み分けや共存について考えさせられた休暇となりました。