動物たちのおはなし
皆さん、こんにちは
宮崎です
今回は、ゾウを紹介しましょう
ゾウといったら、大きな体に長い鼻に大きな耳
ゾウの事を知らない人はいないくらい有名なゾウなので、何を紹介しようか悩んでいましたが・・・
僕たち飼育員が普段行っている作業や、ゾウの日常を少しだけ紹介しようと思います
まずは、運動場に出る前の様子です
寝室の中で、運動場に出る準備をします
ゆっくり歩いて運動場へ
その後は、ゾウの体調管理を含めたトレーニングを行っていきます
前肢(まえあし)をあげる号令をかけると、すんなり肢をあげてくれます
この時に、肢がちゃんと曲がって痛そうにしていないかの確認をします
その後に
肢の裏を確認です
肢の裏には、溝が沢山あるので、その隙間に石や枝が刺さっていないか、要チェック
ゾウの肢は、およそ3トンある体重を支えなければいけません
1本でも悪くしてしまうと、そこから立てなくなったり、他の肢が悪くなるかもしれません
ゾウが立てなくなると、体重の重みで内臓が圧迫され、悪ければ死亡するかもしれません
なので、この毎朝の肢の確認は、念入りに行っています
肢の確認が終われば、次は体のチェック
体が大きいので、見えないところが沢山です
そこで、ゾウに協力してもらいましょう
どうするかというと~
このように、座ってもらいます
その後に・・・
寝てもらいます
寝てくれたので、お腹の下の様子や~
頭の上や背中の上の様子~
お尻の様子それぞれを、確認していきます
一通り、全身の確認が終わると朝ごはんです
このトレーニングの様子は毎朝だいたい9:30ごろ行っています
さてさて、長くなりましたが、まだまだゾウの日常のほんの一部です
次回は、飼育員の朝からの格闘を紹介する予定ですので、こうご期待