到津の森公園

動物たちのおはなし 公園だより

サルの天敵?

ある、小雨の降る寒い日。

 

サル山から「キャン!キャン!」と、警戒しているときの鳴き声が聞こえてきました。

 

 

「サル山に何か異変が起こったのか!?」

 

 

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よく見ると、「ああ~、なるほど。」

 

 

 

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落ち着きなく、そわそわするサルたち。オスザル達は尻尾を立てて興奮気味。

 

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みんな、空を気にして、警戒しています。

 

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もうお気づき。第一位のコウが、サル山のてっぺんでゴッゴッゴッ!!威嚇しています。

 

サルたちが、警戒していたのは

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トビでした。

 

これまで、イマイチぱっとしないコウが、ボスザルらしい(仲間を敵から守る)姿を見せた瞬間でした。

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トビに吼える、勇ましいコウ。

 

なかなか、トビがサルを襲うという可能性は低いと思いますが、子ザルたちもいるので

サルたちも必死になったようですね。

 

動物園の動物は基本的に安全な環境で暮らしています。

そんななかでも、危険を察知して、対処する。野生らしさを、ちゃんと持っているんだな~と

感心しました。

 

最近では、カラスと共存?し始めているサルたちですが(笑)

 

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トビが遠くに飛び去るのを見送るコウ。

 

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トビが飛び去り、普段の生活に戻ったサルたち。

 

平和が当たり前になりがちだけど・・・。

そんななかでも、危険への意識を忘れない。

 

私たちも、すこし見習わないといけないのかもしれませんね。

動物からは、時としてそういったことを教わる気がします。

 

 

 

 

 

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